午後5時。いくつかのブリーフィングを終え、議員会館の事務所で一息ついた。事務所スタッフに、「暖かい紅茶くれるかなー。ウィズ・ハニー(蜂蜜入り)で頼むよ。」とお願いしながら、パソコンの電源を入れた。

 

 本日は午前10時から20分の本会議があった。委員会で採決された2本の条約について素早く委員長報告をやった。単純なんだけど、どうしても好きになれないんだよな。この作業。

 

 午前11時。水野賢一衆院議員と一緒に中川正春衆院議員に会った。場所は中川氏の議員会館事務所。特定船舶入港禁止法案の民主党チームの長である中川氏は、米国ジョージタウン大学の先輩にあたる。国際交流基金に勤務した後、県議を経て国政に出た。その中川議員に米国の上下両院議員に送る手紙の署名集めについて協力を要請。中川氏は、党内(民主党議員)への働きかけを快諾してくれた。

 

 午前11時30分から韓国中央日報のインタビュー。与党ウリ党が大躍進を果たした今回の韓国国政選挙の結果についてコメントした。韓国の国会は一院制で299議席。そのうち3分の1以上(100名以上)が新人議員ということに。ううむ。よくも悪くも、韓国の政治はダイナミックだ。中央日報と言えば、4月12日の紙面に山本一太・河野太郎を囲む韓国人インターン4名の写真と記事が掲載された。中央日報を読める人は、チェックしてみてください。

 

 午後2時。イラクで拘束されていた人質の解放について外務省担当局から説明を受けた。政府は完全ではない。時々間違いを犯すこともある。それを健全にチェックするのが議会の役割だし、またマスコミの使命でもある。が、成果をあげた時には、それなりに評価されるべきだと思う。

 

 今回の人質解放は様々な関係者(各国政府、イスラム聖職者協会、民間の支援グループ等)の努力の集積によって実現した。が、中心的な役割を果たしたのは(当然と言えば当然だが)日本政府だ。水面下で具体的にどういう動きや交渉があったのかは分からない。ハッキリしているのは、外務省をはじめとする関係各省の大臣やスタッフ、現地大使館の関係者らが、問題解決のために24時間体制で必死に汗をかいたということ。解放された3名の被害者にも、無事を信じて待ち続けたご家族の方々にも、このことだけは忘れないでほしいと思う。

 

 夕方のTV出演がなくなったため、午後は比較的余裕のある日程になった。午後3時過ぎ。TBRの事務所で青木幹雄幹事長と会った。いくつか相談したいことがあった。会話の内容は書かない。青木氏は、いつものように物静かな口調だった。が、さすがに威圧感があった。

 

 夜は、CS番組「討論永田町」の収録を予定している。司会者やコメンテーターは一切挟まず、政治家が1体1で本音をぶつけあうというこれまでにないプログラムだ。今回の相手は遠山清彦参議院議員。公明党の若手エース。国際派の論客だ。よーし、相手にとって不足はない。

 

追伸:昨晩放送された「クイズ・ミリオネア」は(さすがに人気番組だけあって)インパクトがあったようだ。昨日のHPへのアクセスは久々に1000を超えた。