ここ数日、迷惑メールが急増している。過去にも、たとえばイラクへの自衛隊派遣に反対するメール(全く同じ内容)が特定の団体から毎日何十通も送られてくるという攻撃(?)はあった。このHPのレポートで「批判であっても名前を付したメールは睡眠時間を削って読んでいる。こういう反則はやめてほしい」と書いた。次の日からぴたりと止まった。なるほど良識のある人もいるんだなと思って、改めて「反対意見」をきちんと読んだ。自分の意見とは異なるが、一応、胸の中にインプットした。

 

 今回の嫌がらせはこれとは違う。恐らく何らかのvirusを含んだ英文のメールが、「通知」を装って次々と送られてくる。ウェブマスターと電話で相談し、対策を取ることにした。時期を同じくして、地元の事務所に恫喝(?)の葉書が届いた。一見、いたずらのような文面だが、秘書に保管しておくように指示した。他の国会議員に比べるとかなり少ないほうらしいが、時々、読むに耐えない中傷のメールや手紙を受け取ることはある。が、今回のは明らかに「異質」だ。自分の何かの政治活動に不満を持つどこかのグループ(?)が、一種の警告(脅威を感じるほどのものではないが)を発している感じがする。真相は分からない。が、ハッキリしていることは、自分のようなタイプの政治家に「嫌がらせ」をすることは明らかに「逆効果」になるということだ。

 

 小泉改革は「偽物」だと威勢良く叫ぶ議員がいる。そう言いながら、総理の政策に真っ向から反対することはしない。こういう政治家は信用出来ない。「ウダウダ言ってんなら行動しろよ!」と言いたくなる。小泉総理の改革はもちろん完全ではない。でも考えてみてほしい。これまでも、財政再建とか党改革とかを声高に訴えてきた自民党議員はいた。が、実際に自民党の既得権益にメスを入れ、財政バラマキ路線を変えた政治家は(自分が知る限り)小泉首相しかいない。地方分権だとか財政改革だとか党改革だとか口ではカッコいいことを言いながら、実は「派閥の秩序を乱す抜擢は良くない」「地方分権や財政再建なんか出来っこない。やったら自分の政治基盤が持たない」と思っている。こんな政治家より、小泉総理のほうを信用するのは当然だ。

 

 特定船舶入港禁止法案の党内審議がヤマ場を迎えている。今週の木曜日に政調審議会、金曜日に総務会で了承される見込みだ。今回は「外交カードを考える会」の誇る論客、増原衆院議員が説明に立つ。来週には与党提出法案として国会に提出される可能性が出てきた。

 

 総務会の終了後(午前11時30分くらい?)に、「対北朝鮮外交カードを考える会」で「第3の外交カード」についての記者発表を行う予定だ。5人のメンバーに自分で直接連絡を入れ、ほぼ全員の了解を取りつけた。木曜日の夜までには必要な資料を作成しなければならない。ううむ。もうちょっと能力があればいいんだけど…「クローンいちた」が2人くらいは必要だ。

 

追伸:

1.今晩予定していた会合がキャンセルになった。妻は国連の仕事でミャンマーに出張中だ。何となく誰かと夕食を食べたい気分だった。が、一人で簡単にすませることにした。午後8時。「カフェ・クロアッサン」でサンドイッチとクラムチャウダーを食べながらパソコンに向かっている。




2.今日も2時間。委員長のお仕事をやった。参議院外交防衛委員長が(米国議会の外交委員長みたいに)本当の意味で外交政策に影響力を持てる日は来るだろうか。




3.昨晩。久し振りに「会いたかった友人」に会った。15分でも「メイン・イベント」だった。