朝8時。赤坂プリンスホテルの旧館2階にある清和政策研究会(森派)事務所へ。7月の参議院選挙に森グループから立候補する公認候補者との朝食懇談会(作戦会議)が行われた。

 

 午前10時30分。月刊官界のインタビュー。対北朝鮮外交やイラク情勢、集団的自衛権の問題等について持論を述べた。午前11時過ぎ。先日の選挙で当選したばかりの前橋市長が会館事務所を訪ねてきた。新市長は、「自分の立場は県議時代とは違う。ギアチェンジをして市長としての仕事に取り組みたい」と話していた。

 

 午前11時40分。首相官邸で久々に飯島総理秘書官と会った。ううむ。政界は「一寸先は闇」という世界。どうも参議院選挙の前にひと波乱ありそうだ。

 

 昼。久々に事務所に顔を見せた韓国人の留学生(インターン)と事務所スタッフを昼食に誘った。午後2時から某新聞社のインタビュー。北朝鮮への経済制裁の意味や効果、法案の今後の展望等についてコメントした。午後3時から養鶏振興議員連盟。「鳥インフルエンザ」対策について意見を交わした。午後4時。議員会館事務所で外務省経済協力局長と面会。対中国ODAについて議論した。

 

 午後5時。昨年の一時期、山本事務所でインターンをやっていた気鋭の若手研究者と米国情勢について意見交換。イラク問題や北朝鮮政策に関するブッシュ政権内の不協和音は思ったより深刻なようだ。夜は2つの会合のうち、後半をキャンセル。妻と外食した。二人とも「焼き魚定食」だった。

 

追伸:

1.午後。以前このレポートにも登場したミスター・スウェーデン君の活躍で、米国のルーガー上院議員(上院外交委員長)との参院選挙後の面会が可能になったことが判明した。これで、参議院外交防衛委員長に就任した際に目標として設定した3つの会談:(1)韓国の外交・通商大臣(2)アナン国連事務総長(3)ルーガー外交委員長:がすべて実現することになる。「参院外交防衛委員長というタイトルで露出してはいけない」というバカバカしい嫌がらせのために、外交防衛委員長のステータス(存在感)を高めようという企てはうまくいきそうもない。が、米国上院とのネットワークだけは何とか後任の委員長に引き継ぎたいと考えている。




2.「私が総理になったら」(山本一太監修)の中国語版出版プロジェクトが、最後の段階になって困難な状況に直面している。日本の未来を担う次世代リーダーの国家ビジョンを中国国民に向けて発信するという画期的な企画だ。いろいろな人の助けを借りて、ようやくここまで進んできた。そう簡単にあきらめるわけにはいかない。ネバー・ギブアップ!!