午前11時30分からの自民党「防衛庁を省にする国会議員の会」に顔を出し、続けて昼の清和政策研究会(森派)の総会へ。午後12時30分からジャーナリストの友人とランチを食べ、待たせてあった委員長車で羽田空港に向かった。午後2時45分発の長崎行きのフライト(横風のため30分遅れで出発)に乗り込んだ。

 

 時計を見ると午後4時。飛行機は順調に飛行を続けている。出発が遅れたのと、強い向かい風のために到着時間は予定より1時間遅れると機内アナウンスがあった。長崎空港から車で佐賀県へ移動し、この夏の参議院に出馬する自民党候補(森グループ)の応援に入る予定だ。森喜朗元総理や江藤誠士郎元防衛庁長官も同じ大会にかけつけると聞いた。

 

 全国比例で国政を目指すこの候補者の名前は、小原けんじ氏。小原氏は、50代にして全国旅館組合長を努める気鋭の経営者だ。草津温泉の老舗旅館の息子で、自民党観光産業振興議員連盟の事務局長を務める山本一太とはまさに「兄弟分」の間柄。国会でチームを組もうと誓い合った。観光立国日本の実現のため、国政の場で一緒に汗をかけたらと思っている。全国比例と言えば、群馬県はなんと4名の候補者を抱えている。加えて、日頃からお世話になっている組織や団体の候補者もいる。もちろん、全員を応援したい気持ちだけど…ううむ。1人1票しかないし、難しい立場だ。

 

 それにしても最近、衆参の仲間からの「応援要請」が多い。各県の自民党県連からも次々に「講演の依頼」というのが舞い込んでくる。北海道、青森、福島、茨城、京都、徳島…。「あいつは応援演説が得意だ」という噂が広がっているようだ。自分が出かけていってどのくらい役に立てるかは分からない。が、声をかけてもらえるのは嬉しい。参議院選挙が近づくにつれて「お招き」が増える傾向にある。選挙公示の直前まで、週末は全国を駆け回るという状態になるかもしれない。

 

 北京で開催中の6者協議で何か新しい進展があっただろうか。北朝鮮が「ウラン濃縮計画」の存在を認めない限り、米国との溝は埋まらない。核の問題で米朝に歩みよりがなければ、北朝鮮側に拉致問題を真剣に解決しようというインセンティブは生まれないだろう。拉致問題解決のための「水面下のしかけ」(?)は、今回の協議では機能しないということか。

 

 夜の便で羽田に戻ることになっている。東京に着いたら、6者協議の最新情報をチェックしなければならない。本日の最後の予定は、午前12時からの某TV局のインタビュー取材。あーあ、今夜もシンデレラ・リバティー(12時の門限)は守れそうもない。

 

追伸:少し考えて、このレポートは帰りの飛行機に乗る直前に載せることにした。