朝7時に目が覚めた。あまりよく眠れなかった。ふうむ。無意識のうちに、プレッシャーがかかっているのかもしれない。新型のパソコンのスイッチを入れ、メールをチェックしようとしたが…駄目だ。やはり受信も送信も出来ない。明日の晩にもう一度、ウェブマスターに会うことになっている。マックの「完全復活」まで、あと1日というところか。

 

 午前11時30分。水野賢一衆院議員と2人で田野瀬良太郎衆院議員(財政金融委員長)の部屋を訪ねた。目的は、今国会に提出される予定の外為法改正案の説明。外為法については1月末にも与野党合意に基づく「委員長提案」という形で成立する可能性もある。すでに国会対策委員長レベルで話がすすんでいるようだ。田野瀬委員長の反応は前向きだった。

 

 田野瀬議員の部屋を出たところで、説明に同席した財務省の担当課長がとんでもないことを言い始めた。この法律をめぐる今までの議論の流れを否定するようなコメントだった。これには、さすがに声を荒げてしまった。この件については、事態の推移を見ながら改めて書くことにしたい。とにかく、法律が成立する段階になっての財務省のこんな「変心」は、絶対に許せない。人間としての信義の問題だ。

 

 午後1時。参議院会館の地下1階にある外交防衛委員長室で、地元某町長と議会関係者の来訪を受けた。陳情を受けた後、国と地方との新しい関係について10分ほど持論を展開した。午後1時15分。衆議院第二会館の会議室で行われた拉致議連の総会に出席。午後2時。再び参議院議員会館に戻り、1階の議員会議室で「特定船舶入港制限法案」についての会議。衆院法制局や関係省庁を交え、法律の問題点について論議した。「北朝鮮に対する外交カードを作る会」メンバー6名のうち、5名が参加。この議論の結果を踏まえ、今週末までに法案の最初の要項を準備することになった。安倍晋三幹事長等に報告した上で、来週中には関係部会の審議に付したいと考えている。

 

 午後4時過ぎ。外交防衛委員長室で本日2度目の会合。ロシア連邦院(上院)の国家安全保障委員長を含む議員団4名の表敬を受けた。自分の3倍くらいありそうな副団長は(ミーティングの途中で)時折イビキをかいていた。長旅で疲れているのは分かるが、ちょっと失礼じゃないか。通訳を入れた会談は、儀礼的で、ありきたりの内容だった。

 

 午後6時過ぎ。都内某ホテルで行われた洋酒研究会へ。麻生大臣、安倍幹事長、石原大臣等々、そうそうたる顔ぶれだった。途中で席を立った安倍幹事長を追いかけ、特定船舶入港制限法案の現状について報告した。

 

 午後7時30分。同じホテル内の喫茶レストランで2人のジャーナリストと待ち合わせ。「新世代総理を作る会」について話を聞いてもらった。参議院自民党の惨状についても率直に意見を交わす。内容は過激過ぎて(?)書けない。

 

 午後9時30分。やはり都内某ホテルの会議室で行われた勉強会に、1時間以上遅れて飛び込んだ。出席していた10数名の若手国会議員の中に、野田聖子議員の顔があった。ちょっと嬉しかった。「いっちゃん、前回の総裁選挙の時、私は出ないほうがいい、まだ早いってHPのレポートに書いたでしょう!」と聖子さん。そういえば「野田聖子は好きだけど」というタイトルのレポートを載せた覚えがある。「いやあ、申し訳ない。でも、悪口を書いたわけじゃないからさあ。」「でも、私、出なかったから偉いでしょう?」ううむ。やっぱりチェックしてたんだなあ。

 

 追伸:

 1.勉強会の後、大村秀章衆院議員と2人でお茶(大村氏はアルコール)を飲んだ。帰宅したのは午後11時過ぎだった。部屋の暖房をつけ、熱い紅茶を入れた。今ちょうど午前12時30分。紅茶を飲みながらキーボードに指を走らせている。明日の朝は第3回の東京セミナーからスタート。ゲストにあの木村剛氏を招き、最新の金融・経済情勢について話を聞く予定だ。

 

 2.ある大物議員の元秘書が永田町のあたりでフラフラしている。よっぽど暇をもてあましているのか、時々、山本批判をやっているらしい。「山本一太にひきずられると大変だ」「つきあうと損する」みたいな。その中で語られている群馬の政局情報とかの分析があまりに的外れで、笑ってしまった。古い政治文化の中で生きてきた人間には、時代の変化を感じ取る感性がない。別に実害はないけど、どこかの偉い人の意向を受けてやっている風がある。それにしても、情報というのは、こうやってばらまいていくものなんだ。勉強になった。