朝。自民党の党本部で第三回の東京セミナーを行った。参加者は約70名。東京の企業関係者が中心だった。ゲスト・スピーカーは金融コンサルタントの木村剛氏。日本経済の展望から小泉改革、日米の資本主義の違い等について熱弁をふるってもらった。明快な論理。具体的なエピソード。そして歯切れのいい語り口。あっという間の1時間だった。それにしても木村氏の話は面白い。忙しい日程をやり繰りして(講演料ゼロで)かけつけてくれた彼の友情に、感謝!!

 

 午前10時から政治ジャーナリストである大下英治氏の取材。歴代総理を含む大物政治家との親交も多いはずなのに、こんな小物政治家の一言一言に(いつものとおり)熱心に耳を傾けていた。この世界では大御所なのに、全く威張ったところがない。さすがは一流。そこらへんのいい加減なライターとは違う。

 

 午前10時50分。水野衆院議員と2人で衆議院本館内の国対委員長室に飛び込んだ。外為法改正案について中川国対委員長と意見を交わす。「なんとか、与野党合意の委員長提案の形にしないといかん。自分のほうからも現場にハッパをかけているところだ。君たちもしっかり側面サポートを頼むよ!」「ハイ、分かりました。」

 

 午後は省庁のブリーフィングや国連関係者とのミーティングに費やした。午後4時30分。拉致議連の事務局長として一躍「時の人」になった平沢勝栄衆院議員の事務所を訪ねた。「外交カードを作る会」で準備してきた外為法改正案と船舶入港制限法案の現状について説明。改めて超党派の拉致議連の協力を要請した。

 

 夜7時10分前。ファーストフードの店で(紅茶を飲みながら)最初のミーティングの相手を待っている。ドアに近いせいか、足が冷たくなってきた。今晩はこれから会合が3つ。なんとかシンデレラ・リバティー(12時前の帰宅)を守れるといいんだけど。