午前8時50分。TV朝日「スーパーモーニング」の「ミニ激論コーナー」に出演した。番組レギュラーの鳥越俊太郎氏と3名のゲスト(他の2名は拓大教授の森本敏氏と中東専門家の水口章氏)が向き合って討論するという新しいスタイルだった。イラク戦争の大義、日米関係のあるべき姿、自衛隊派遣の是非等について激論を交わした。総合司会の渡辺氏が機転をきかせて急遽時間枠を延長したが、それでも、あっという間の45分だった。

 

 その後も、自民党の部会、官僚のブリーフィング、イタリア人学生のインタビュー、NHKホールの全国町村長大会...まあ、次から次へとよく日程があるもんだ。ランチにありついたのは午後2時過ぎ。気がつくと午後6時を回っていた。午後7時過ぎに麻布の中華レストランで議員会館事務所のスタッフと合流。日頃の奮闘・努力をねぎらった。午後10時。友人のジャーナリストとの情報交換。午前12時過ぎに帰宅。すでに午前2時。朝からパソコンの調子が悪くて、いままでHPを開けなかった。長いレポートを書く時間ないな、こりゃあ。

 

 さて、イラクで亡くなった2人の外交官(奥参事官と井上書記官)のうち、奥参事官とは数年間から親交があった。国連政策課長時代には、しょっちゅう議員会館の事務所を訪ねてくれた。自分が事務局長を務める国連貢献議員連盟の活動や安保理改革の展望について、ガンガン議論した。スポーツマンらしく、ネアカでストレートな性格。いつも応対していた女性秘書が、「いい感じのいい人だったのに...本当に驚きました」とつぶやいていた。

 

 この事件が外国人を狙った(?)テロである可能性が高まっている。こんなことは絶対に許せない。同時に、テロにはけっして屈してはいけない。井上書記官と面識はないが、与野党問わず、いろいろな場面で「お世話になった」同僚議員が大勢いることが分かった。日本の対イラク外交は得難い2人の人材を失った。ご遺族の方々にはかける言葉もない。6日の葬儀にはなんとか参列したいと考えている。

 

 もう少し書きたいこともあるが、HPの愛読者から、「ちゃんと睡眠を取らないとダメですよ」というメールをいただいた。本日のレポートは、これで打ち止めにしよう。