午前7時55分。「スーパーモーニング」出演のため、テレビ朝日のスタジオに飛び込んだ。前半のテーマ(自衛隊イラク派遣)についての議論が沸騰し、予定の時間を超過。そのため後半のコーナー(自民党マニフェストと景気)は、10分程度に短縮されてしまった。名目GDP成長率や雇用創出プログラムについて、きちんと説明する時間が欲しかった。バッチリ勉強していったのに。まあ、いいか。無駄にはならないだろう。

 

 イラク派遣の問題については、他の3名のコメンテーターから集中攻撃を受ける羽目に。時間の制約があったとはいえ、稚拙な議論に終始した。先日の「朝まで生テレビ」の余韻が残っていたせいか、ついついコメントが冗長になってしまった。ちょっぴり反省。この問題については、来週の「スーパーモーニング」で、改めて(ちゃんと時間を取って)討論することになりそうだ。難しい立場に追い込まれるのは必至。でも、逃げない。

 

 議論の冒頭、火曜日のレギュラー(?)を務める映画監督の井筒和幸氏から早速ミサイルが飛んできた。「山本さん。あんたのボス(総理)がイラクに自衛隊派遣するとか言ってるらしいけど、そんな危ないとこ、近づいたらマズイんじゃないか?!」すかさず、「そんな単純な問題じゃないでしょう!」と切り返した。井筒監督のこの見解はあまりにも稚拙だ。でも、このストレートさは気持ち良かった。さすがは120%ピュア関西人だ。

 「地方分権と道州制」の問題について、午前中に内閣府、午後に総務省の官僚からブリーフィングを受け、意見を交わす。興味深い議論だった。特別地方消費税の撤廃運動で対立して以来、総務省(旧自治省)の役人はどうも好きになれないと思っていたが、議員会館に訪ねてきた若手の4人(総務4人衆)は、ネアカで率直。説明も明快。もう一度会いたい気がした。ふむ。少し変わったな。総務省のイメージ。

 

 午後3時。自民党本部の国会対策委員長室へ。中川秀直委員長と会った。ミーティングの中身については、次のレポートで正確に記したい。それにしても、人間には「ケミストリー(相性)」というものがあるようだ。

 

 明日の朝は午前5時に起きて6時の新幹線に乗らねばならない。仕事を早目に切り上げて、妻と外食することに決めた。四ッ谷駅近くの「トンカツ屋」で彼女を待っている。「少し遅れる。ごめん!」という電話を受け、そそくさとパソコンの電源を入れた。「私の分はヒレカツ定食を注文しておいてくれる。先に食べてていいわよ」ということだったけど...ご飯が冷めてもいけない。もう少しだけ(空腹を我慢して)待つことにしよう。