昨晩は結局、ほとんど眠れなかった。モウロウとした頭で朝の電車に乗り、池尻大橋と三軒茶屋の駅頭で行われた「越智たかお」候補の街頭演説に合流。しかも喉を痛めていてうまく声が出ない。不完全燃焼感を抱きつつ、次の舞台へ。

 

 午前10時からの「松島みどり」候補の遊説に参加した頃から、次第に調子が戻ってきた。松島氏と同じ遊説車に同乗し、マイクを握って支持を訴える。体調も声も万全ではなかったが、町田駅前の街頭演説では、心を込めて松島さんへの支援をお願いした。

 

 午後からは息つく暇もない日程。電車で上野駅へ移動し、機能の鈍った身体に鞭打って、新幹線で群馬県と東京を往復。地元では群馬県1区の総決起大会で挨拶し、東京に戻ってTV番組(CS放送)に出演。番組終了後、直ちに千葉へ向かう。江口一雄候補の応援のため、千葉県習志野の会場に飛び込んで熱弁を振るった。千葉から東京に戻り、そのまま六本木ヒルズにあるTV朝日の新しいスタジオへ滑り込んだ。午後9時から12時まで「朝まで生テレビ」の収録に参加した。

 

 パネルに参加した国会議員は各党の若手参議院議員。山本一太がほとんど最長老(?)という新鮮な組み合わせだった。(参議院も変わったもんだ。)討論は経済政策から始まった。メンバーだけみれば、かなり知的なディスカッションが展開されるはずだった。が、なにしろ放送日が選挙戦最終日の前日(11月7日の夜中)という異例の状況。必死に戦っている仲間の顔がちらつくせいか、お互いに相手の話も聴かず、田原氏の制止まで振り切って、ピーチク・パーチクと各党の立場(?)を絶叫する「すずめの学校」状態になってしまった。複数の言葉がシンクロして、視聴者の方々にもさぞかし耳障りだったと思う。

 さすがに見かねたプロデューサーが、CMの時間中に一喝。国会議員一同、これで我に返った。第二部ともいうべき、外交と安全保障の問題に移ってからは、ようやく議論らしくなった。が、最初の1時間はカットしてもらいたいと思うくらい見苦しい状態だった。ううむ。視聴者やHPの読者からも相当にお叱りを受けることになるだろう。

 

 放送は11月7日の深夜。(正確には11月8日。)言い分けするわけではないが、時期が時期だけに、政治家グループは最初からテンションが高かった。選挙の真っ最中という異常な心理の中でのスタートだった。今回は少し大目に見てください。

 

 戻ってきたのは午前1時。レポートを書いているうちに2時を回った。そろそろ限界だ。身体が睡眠を欲している。明日は...えーっと、朝7時30分の新幹線で宮城県の応援に入るんだった。睡眠不足は移動中の新幹線の中でカバーすることにしよう。では「バタン・キュー」します。