午後8時30分。河野太郎候補の応援を終え、辻堂駅から東京に向かう東海道本線に飛び乗った。車中でパソコンを開いてはみたものの、揺れるのなんの。うっぷ。書きにくいなあ。

 

 茅ヶ崎駅に到着したのは午後6時過ぎ。着くや否や駅前で街頭演説のマイクを握っていた太郎氏に合流。その後、3ヶ所の地区座談会を回った。同じグループの某先輩議員から、「君に来て欲しいという要望は、激戦を戦っているうちの新人候補からかなり寄せられているんだよ。よりによってなんであんな強い候補者のところに行くんだい」とお叱りを受けた。が、今回の応援は河野氏本人からの強い要請だった。本日は数カ月前から決まっていた学習院大学・大学祭の講演のため、午後から東京に戻ってくる日程になっていた。どうも、河野氏から連絡を受けたうちの政策秘書が、「動けるのは、3日の夜しかありません」と伝えていたようだ。

 

 このレポートでも何度か触れたが、河野太郎氏は米国ジョージタウン大学の後輩にあたる。過去6年間、様々な活動をともにしてきた真の盟友。自分にとっては特別な存在だ。最初の選挙戦も、2度目の戦いの時も応援に入った。圧勝することは間違いないと思うが(こんなこと言っちゃいけないんだけど)、多少なりとも彼の選挙に関われたことが嬉しかった。

 

 告示後に一度はかけつけたかった北海道の石崎岳候補の選挙区には、やはり行けそうもない。携帯に残っていた候補者本人からのメッセージを聞き、改めて日程調整を試みたが、うまくいかない。唯一可能性のあった明日4日は、午前中にどうしても動かせないスケジュールがある。石崎さん、ごめんなさい!自分に出来るのは知り合いの旅館・ホテル関係者に電話で支持をお願いすることくらいしかない。でも、「総理を作る会」のメンバーでもある石崎候補は、この厳しい戦いを乗り越えて必ず政界に戻ってきてくれる。そう信じている。

 

 応援に行きたかったもう一つの選挙区は静岡県。若手の城内実候補が、保守新党の熊谷弘党首と激しく競っている場所だ。城内氏とは東京の森グループの昼の総会で会った際、「ぜひ一度応援に来てください」と頼まれていた。秘書から城内サイドに日程を投げておいたが、現地の選挙事務所からは全く返事が返って来ない。(戦争してるんだから、無理もないことだ。)そうこうしているうちに日程が固まってしまった。

 

 若い候補者だけに、いろんな人からいろんなことを言われて、さぞかし大変だろうと思う。ああ、現地の事務所から連絡なんかなくても出かけて行って(どのくらい役に立てるかは別として)、街頭演説くらい手伝ってあげたかった。この先どんな状況になっても、この城内氏には「新世代総理を作る会」に加わってもらいたいと考えている。三顧の礼を尽くして。滋賀県の上野候補と同様、それだけの資質と可能性を秘めた逸材だから。

 

 追伸:初めて学習院大学のキャンパスを歩いた。あまり広くはないが、木々に囲まれてた雰囲気のいい空間だった。学生サークル(国際政治研究会)の主催による「時局講演」は、約1時間のスピーチと15分程度の質疑応答という構成。参加者の数が思った以上に多かったことに少し安堵した。現在行われている衆議院選挙の情勢、自民党と民主党のマニフェストの比較、さらにはイラク問題に至るまで、好き勝手に語らせてもらった。

 

 研究会スタッフの皆さん、ご苦労様でした。選挙が終わって落ち着いたら、一度どっかでランチでもご一緒しましょう。これからも政治に興味を持ち続けてください!