東京に戻る夜の新幹線でパソコンの画面に向かっている。車内販売の紅茶を買い、レポートを書き始めたところだ。気がつけば、新幹線の車中の風景が生活の一部になっている。

 

 本日は朝の新幹線で地元入り。午前中は安中市の市会議員選挙候補者の挨拶回りをやった。各候補の選挙事務所や自宅を訪ね、候補者本人とガッチリ握手。本人が不在の場所は、名刺を置いて家族の方々や選挙対策本部の役員に頭を下げる。事務所に集まった支持者の前で挨拶することもある。政治家になって以来続けてきた地道な活動の一場面だ。

 

 昼は高崎市周辺のそば屋で「天ざる・そば」を食べ、午後からは群馬県西部(1区、4区、5区)の衆議院候補者の選挙事務所を次々に訪問した。高崎市から前橋市、勢多郡、渋川市、沼田市、最後は中之条町へと車を走らせた。

 

 5区の2つの事務所(渋川と中之条)に貼られた29歳の小渕優子氏(前衆議院議員)のポスターが目をひいた。まあ、モデル(本人)がチャーミングだということもあるが、色、デザイン、候補者の表情、構図、ともに完璧に近い。イメージ戦略のポスターとしては出色の出来だった。ハートのマークの横に書かれたキャッチ・コピーもセンスがいい。「優しさ、ひとすじ」だって。

 

 「ひとすじ」もそうだが、「いち」の入った言葉にはいい響きがある。自分の場合だったら、「いちた、一直線」とか、「一太が一番」みたいな感じかなあ。うーん。やめよう、票が減りそうだ。