郡山駅から約30分のドライブで会場に着いた。根本匠氏の後援会集会には2、000人を超える支持者がつめかけていた。痛んだ声を振り絞って根本候補に対する支援を訴えた。二つ目の会合は根本さんを応援する異業種の会。約100名ほどの参加者を前に、こちらはやや柔らかいタッチで政治家・根本匠の素晴らしさについて話した。




 東京に戻る新幹線(やまびこ)の中でパソコン(iBook)を起動させた。えーと、今日は何曜日だっけ。ああ、金曜日か。つまり明日は1週間ぶりの地元日程ということになる。終日、群馬県の選挙事務所回りをやる予定だ。東京駅に到着するまであと40分ほど時間がある。目を閉じて少し身体を休めることにしよう。ふう。長い一日だった。ちょっと...疲れたなあ。




 眠いのを我慢して、もう少しだけ書きたい。今朝、大阪のホテルで朝食を食べている最中に携帯が鳴った。群馬県にいる姉からだった。「今日はお母さんの命日よ。忘れてないかなと思って。いっちゃんの分までお線香あげておくからね」という電話だった。

 

 そうだ。うっかりしていた。一周忌の法事が終わってホッとしていたこともあるかもしれない。数年前に母から手渡された「高崎神社」のお守り(いつも持ち歩いている)をポケットから取り出して眺めた。母親の柔らかい笑顔が蘇ってきた。朝からずっと「守られている」気がした。