和歌山駅から新大阪に向かう電車の中でレポートをしたためている。ガタゴト揺れてちょっと書きにくい。羽田ー関西空港間の飛行機が天候の関係で30分ほど遅れた。和歌山市の会場に着くや否や、演壇の前に立たされた。日本シリーズのTV放送とバッティングしているにもかかわらず会場は満杯。さすがに世耕弘成氏の組織は強力だ。

 

 来賓として招かれた谷本龍哉候補はすでに「お願いの挨拶」を終え、次の会合に向かったらしい。候補者本人は不在だったが、約30分間、世耕後援会が集めた聴衆の前で魂を込めて谷本候補の応援演説をやった。もちろん谷本さんのために。しかしそれ以上に、応援を要請してきた盟友、世耕弘成参議院議員の期待に応えるために。

 

 あと10分ほどで新大阪に到着する。今晩は駅近くのホテルに泊まり、明日の午前中に滋賀県(大津駅)に移動する。大津では候補者本人と一緒に3ヶ所で街頭演説をやる予定だ。上野賢一郎候補は総務省出身の30代。直感的に「総理を作る会」のメンバーに誘ってしまったほどの逸材だ。

 

 相手候補(現職)はかなりの強敵らしい。が、どんな逆境にあっても意志の力があれば「小さな奇跡」は起こせる。上野さんには、国会議員として「作る会」の活動に加わってほしい。そうすればこの会のオリジナル・メンバーに加わってもらったことの価値を一瞬で分かってもらえるだろう。

 

 とにかく、上野候補の生の「言葉」を聴きたい。言葉を聴かなければ、人間(特に政治家)の本質は分からない。「二人の街頭プロジェクト」を楽しみにしている。