午後。選挙応援のため千葉県へ。自分より若い二人の自民党現職候補、松野博一(ひろかず)氏と水野賢一氏の選挙区を回った。松野さんは41歳、水野さんは37歳。二人とも将来を嘱望される次世代の政治家だ。まず松野氏の車に乗り込み、団地や大型スーパー店の前など、4ヶ所で街頭演説をやった。地元県議と市議も一緒だった。最後の街頭の場所まで迎えに来てくれた水野氏の車に乗り換え、打ち合わせをしながら、隣の選挙区へ移動。今度は、都賀駅の東西の出口(2ヶ所)で熱弁を振るった。

 

 松野氏は松下政経塾出身。政界に飛び込む前は某有名企業で宣伝の仕事をしていたが、千葉県が全国に先駆けて行った候補者公募で選ばれて立候補し、2度目の挑戦で代議士になった。公募を勝ち抜いた候補者は他にもいるが、小選挙区で当選したのは松野氏だけ。クリーンだし、ガッツもある。一方、このHPにも時々登場する水野賢一氏のほうは、政界の盟友の一人。若手有志議員による独自の選挙公約(マニフェスト)作りや、外為法の改正等、様々な政治活動をともにしてきた仲間だ。当然、「新世代総理を作る会」の主要メンバーの一人でもある。

 

 当初、松野氏から依頼のあった日程には参加出来なかった。また、水野氏の選挙区にいられたのは1時間ちょっとだけ。自分が応援に行ったからといって、二人の選挙にどれほどプラスになったのかは分からない。それでも、この二人から直接、応援要請をもらったことは嬉しかった。一緒に街頭に立てただけでも、出かけた意味があった。いろいろと新しい発見もあった。

 

 さて、今週からいよいよ本格的な選挙応援ツアーに突入する。明日(月)は午後2時30分から参議院議員会館の会議室で「総理を作る会」のHPについての記者発表。その後、夕方の飛行機で徳島県に入る予定だ。目的は後藤田正純氏の応援。火曜日は、埼玉県で新藤義孝候補の街頭演説に合流。水曜日の昼は東京で松島みどり氏の事務所開きに参加し、夜は神奈川県。山際大志郎氏の決起大会で演説する。

 

 週後半の木曜日は谷本龍哉候補の会合に出るため和歌山県に飛び、金曜日は、根本匠氏からの依頼で福島県に入る。土曜日・日曜日と地元群馬で衆議院候補者の選挙事務所回りをこなし、告示前日の27日は再び福島県というスケジュールが待ち受けている。告示から投票日までは群馬県に張り付き、5つの選挙区を超スピードで移動することになる。それはそのまま自分自身の選挙運動にもなるからだ。(告示後の応援要請はすべてお断りした。)

 

 残念なのは、同じように本人から要請のあった鹿児島県(保岡興治氏)、神奈川県(小此木八郎氏)、北海道(石崎岳氏)について、相手側との都合がどうしても合わないこと。この3人のところには、少しでも応援に入りたかった。30代の若手官僚が自民党で勝負している滋賀県や静岡県にも行きたいけど...ちょっとムリかなあ。

 

 追伸:

1.昨日、故郷の草津町で母の法要(一周忌)をやった。親戚はもちろん、母が生前親しくおつき合いをさせていただいた町の方々にも声をかけた。人数を絞ったつもりだったが、それでも100名を超える法事になった。草津温泉は紅葉の美しい季節。昨年の葬儀の時も紅葉がまぶしかった。こんな奇麗な故郷を与えてくれた亡き両親に感謝しないといけない。




2.夜。CSの再放送で「サンデープロジェクト」を見た。自民党の山崎拓副総裁と民主党の小沢一郎氏(前自由党党首)の討論コーナーがあった。山崎氏は、小沢氏に終止押されっ放しだった。かつては自民党的体質のチャンピオン、古い政治文化の権化だった小沢氏が、(視聴者には)まるで改革派であるかのように映ったことだろう。




さらに山崎副総裁は、藤井総裁解任が「乱暴な手続き」であるかのようなコメントを述べていた。この選挙を控えた大事な時期に...。ああ、もう言うまい。ああ。(ため息しか出ない!)