午後10時。政策秘書との打ち合わせを終えて帰宅。TVのニュースを見ながら、パソコンのスイッチを入れた。あ、紅茶がない。替わりに熱い日本茶をすすりながら、キーボードを叩いている。

 

 本日の午後、世耕弘成氏の事務所から「新世代総理を作る会」HPのフロントページ・デザインが到着した。なるほどカッコいい。「総理を作る会」のこのHPについては、10月20日の午後2時30分から、参議院議員会館・議員第二会議室で記者発表を予定している。22名の最新メンバーリストを含め、20日にオープンするHPの内容、インターネットを活用した「バーチャル(仮想)総裁選挙」に向けての活動等についてアピールしたいと考えている。

 

 さて、午前10時から始まった道路公団・藤井総裁の解任をめぐる聴聞会は、なんと午後8時頃までかかったようだ。報道によると、藤井総裁は最初から徹底抗戦の構えらしい。石原大臣が、「一回の聴聞会では不十分」という藤井総裁側のクレームを退け、今回で聴聞手続きを打ち切ったのは正しかった。この聴聞会の調書を踏まえ、石原大臣は必ず決断するだろう。

 

 4時間に及んだという先の石原ー藤井会談では、藤井総裁から数々の脅しがあったようだ。ひとことで言うと、「道路建設には自民党の有力な政治家が様々な形で絡んでいる。あなたは、そういうことを知っているのか。さらに道路の歴史は、日本社会の闇の部分にも重なっている。自分が本気で暴露すれば、死人(政治生命と本当の生命の両方の意)が出かねない」ということだったようだ。石原大臣には、藤井総裁を追い詰めてはまずいと危惧する有力な道路族議員から連日プレッシャーがかかっているという噂もある。それが事実だとしても、ノブテル氏がこんな脅しに屈するはずがない。とはいえ、今後の展開によっては、若手有志でノブテル応援団を立ち上げることも考えねばなるまい。




 藤井氏が「道路建設に関する自民党有力者からの働きかけや圧力を暴露する」というなら、存分にやってもらえばいい。総裁を解任した結果、訴訟を起こすというなら、司法の場で堂々と争えばいい。藤井総裁には、裁判の中ですべてを明らかにしてもらったらいいではないか。

 

 それにしても、世論をすべて敵に回してそこまでやる覚悟が果たして藤井総裁にあるだろうか。万一「自爆テロ」をしかけてきたとしても、ちっとも構わない。困るのは道路利権に不適切に関わってきた勢力だけだ。藤井氏が「自爆テロ」を敢行し、そのまま自民党の負の部分と心中してもらえるなら、そのほうがよっぽど国益にかなうというものだ。石原大臣には、そのくらいの覚悟で臨んで欲しい。もう一度言う。断固、解任すべきだ!!