朝の新幹線で高崎へ。いつもなら高崎駅の改札口まで迎えに来る秘書の姿が見えない。駅の階段を降り、東口の広場で車を捜す。が、これも見当たらない。あれえ、珍しいなあと思いながら、予定表にもう一度目をやると...あ、間違えた!午前8時の新幹線に乗るはずが、7時の列車に乗り込んでいた。ま、いいか。早かったんだから。駅の構内に戻り、待ち合い室でパソコンを開いた。余った1時間を活用して、数本のメールを書いた。もちろん、熱い紅茶を飲みながら。




 それにしても、相当、疲労がたまっているようだ。昨日は車内で睡魔に襲われて高崎駅を乗り越し、上毛高原駅から引き返すというハプニングもあった。どこかで休まないとダメだな。こりゃあ。




 さて、本日は若手経営者との昼食を挟み、終日、高崎市の企業回りをやった。地方経済が依然として厳しい状況にあることは間違いない。が、少しずつ経済が動き始めていることを実感した。わずかながら光が見えてきたという感じだろうか。




 先日、首相官邸で飯島総理秘書官に会った。飯島氏は文字どおり小泉総理の側近。自分の意見があっても、常に総理の気持ちを優先する。小泉首相の望むことを実現するためには、どんな苦労も厭わない。首相秘書官なのだからあたり前だといわれるかもしれないが、なかなか出来ることではない。ま、それだけ小泉さんに魅力があるということだろう。それにしても総理は幸せだ。自分もいつかこんな「腹心」を持てるだろうか。ちょっと自信ないなあ。




 夜の新幹線で東京に戻った。午後10時から、友人のジャーナリストと政局について意見を交わした。気がつくと午前1時を回っている。明日も早朝の列車で選挙区に入る予定だ。やれやれ、なかなか疲労回復は図れそうにない。