夕方。党本部で行われた国家戦略本部の会合(テーマ:道州制と三位一体改革)に出席。終了後、早足で地下鉄の駅に向かう。半蔵門線で神保町駅まで行き、都営三田線に乗り換えて新板橋駅で降りた。下村博文衆院議員の後援会セミナー(若手経済人の集まり)に滑り込む。「日本の国家戦略」というタイトルで、下村代議士とパネル・ディスカッションをやった。




 下村氏の若手後援会のメンバーの中から、「山本一太の話が聞きたい」という希望が出されたらしい。(事実だったら、嬉しいけど。)セミナー後の懇親会もいいムードだった。ところで、下村さんの生まれ故郷は群馬県。東京でビジネスを興し、地盤も看板もないところからスタートして政治家になった。政治への志は、人一倍、熱いものがある。二年前の参議院選挙では、出身地域の決起大会にかけつけてくれた。義理・人情に熱いのは、上州人のDNAでしょう。




 午後9時から予定していた悪巧みの(?)会合が急遽キャンセルになった。帰りも同じ電車に乗って、久し振りに神保町で降りた。駅前の喫茶「さぼうる」でハンバーグ定食を注文して、パソコンを開いた。学生時代、お茶の水付近はお気に入りの場所だった。紅茶専門店の「アッサム」で紅茶を飲み、映画を観たり、本屋や楽器屋に立ち寄ったりしながら、よく神田や神保町まで歩いた。一瞬、時間が逆戻りしたような感覚を持った。




 あ、もう午後9時30分だ。「政治とカネ」勉強会の宿題をやらないと。この紅茶を飲み終わったら、帰ろう。