午後5時。朝日ニュースター(CS放送)の「クロス・トーク」という番組に出演した。議論のテーマはマニフェスト(政権公約)。出演者はマニフェスト勉強会を主催する4名の自民党若手議員(河野太郎氏、大村秀章氏、水野賢一氏、山本一太)だった。マニフェスト(政権公約)の意義や自民党改革の必要性等について活発に語り合った。もう一人の勉強会主催者である世耕弘成参院議員が来れなかったのは残念だった。が、このメンバーで番組に参加出来たことに大きな意味があった。すごく嬉しかった。




 マニフェスト勉強会といえば、今週月曜日の第三回セミナー(外交・安全保障保分野)のゲストとして安倍晋三官房副長官と拓殖大学教授の森本敏氏を招いた。安倍副長官は、小泉総理の補佐役として米国、エジプト、サウジアラビアを回り、数時間前に帰国したばかりの状態だった。にもかかわらず、分刻みの日程をやり繰りしてセミナー会場にかけつけてくれた。本来なら日本の外交・安全保障政策について語ってもらうつもだったが、恐れていたとおり、あまりにもホットな日米首脳会談や北朝鮮問題について質問攻めの状態になってしまた。安倍副長官には申し訳ないことをしたと思う。が、おかげでセミナーはかなり盛り上がった。安倍さん、森本先生、お忙しいところ、本当にありがとうございました。




 ところで、外為法改正案の内容のツメは着々と進んでいる。昨日の午後、議員会館の部屋で法案についての打ち合わせをやり、条文の方向性についてメンバー間で最終的に合意した。あとは関係各省に運用面で何か技術的な問題がないかだけをチェックさせ、塩崎部会長に説明した上で、来週6月4日の三部会(財政・金融、経済産業、外交)合同会議にかけるという流れになった。今回は是が非でも通過させなければならない。この段階まできて、立法権を持った国会議員の意志(関係部会の了解)を阻もうなどという勇気のある(?)官僚がいるとは思えない。が、この動きを邪魔しようとする勢力があるとすれば、それなりの覚悟をもってもらわねばならない。