政治とカネの問題をめぐる疑惑の責任を取って、大島埋森農水大臣が辞任した。先に拘束された坂井隆憲代議士のケースとは異なるものの、共通点が一つ。それは、秘書が逮捕されたということだ。




 山本事務所には現在、東京と地元をあわせて9人(ベテラン2名、若手7名)のスタッフが働いている。既婚者もいれば、独身者もいる。それぞれ自分の家庭や生活を持ち、政治家山本一太を支えるために頑張ってくれている。どんなことがあっても、自分の秘書が捕まるような状況を作ってはならない。危ない仕事をさせたり、「勘違い」させたりしてはいけない。つくづくそう思った。




 一人一人の政治家(そして有権者)が真剣に古い政治文化を見直す努力をしないかぎり、この種の政治スキャンダルはこれからも続くだろう。その意味でも、自民・民主の若手議員で作る「政治文化を変える会」の活動をさらに活発化させていきたい。福山哲郎議員の奮闘(?)で、会のHPも少しずつ充実してきた。20名のメンバーそれぞれが「政治とカネ」に対する主張や思いをHPに寄稿することになっている。すでに提出した自分の寄稿文の一部を紹介して今日のレポートを閉じたい。




ーー「政治文化を変える会」HPへ投稿した一文からの抜粋ーー

....「政治文化を変えよう」というメッセージが、既存の政治文化にそまった旧世代の政治家(ベテランにも改革派がいないわけではないが)や利権によって後援会を維持しているようなタイプの族議員に届くはずがない。こうした人々は(自分の中では)眼中にない。今さら体質を変えられるはずがないし、またそんなインセンティブを持っているとも思えない。我々が(少なくとも自分が)訴えかけたいのは、古い政治文化と戦いながら、グレーゾーンに悩みながら、自分なりに理想的な政治活動のあり方を模索しようとしている党派を超えた仲間だ。みなさん、自分の政治活動に100%自信を持ってますか。このままで本当にいいんでしょうか。苦しいけど、一緒に政治文化を変える試みに参加していきませんか。




追伸:

 議員会館地下2階の食堂でチャーハン(あんかけご飯)を食べて事務所に戻った。さあ、これから夜の勉強会まで走ります。