昨晩遅く、米国が対イラク武力行使容認決議案に関する安保理での協議を打ち切ることを決めた。ブッシュ大統領が午前中の国民向け演説でフセイン・イラク大統領に最後通告をつきつけ、48時間以内にフセイン亡命がなければ武力行使すると言明した。米英によるイラク攻撃は事実上、秒読みの体勢に入った。最後は何らかの安保理決議が採択されると思っていたのだが、国連にとっては最悪の事態になってしまった。




 この事態を受け、昼から行われるはずだった党の部会や調査会は軒並みキャンセル。官邸や外務省からも緊迫したムードが伝わってくる。つい先程、小泉総理が本日午後1時から緊急の総理会見をすると発表された。米国支持の姿勢を表明することになるだろう。




 午後2時30分からは急遽、党本部で外交部会・外交調査会・対外経済協力特別委員会の合同会議が召集される。世論を考えればけして容易な判断ではないが、小泉首相には、国益を踏まえてキッチリ決断してほしい。この問題。政府にだけまかせているわけにはいかない。今日の合同会議では「それぞれの自民党議員が有権者に説明責任を果たすべきだ」と訴えたい。




 おっと。電話が入ってきた。続きはまた次のレポートで。




追伸:

明日午前8時からTV朝日「スーパーモーニング」に出演する。