午前中。群馬県庁畜産課長から地方競馬の現状について説明を受けた。地方競馬はどこも深刻な財政危機に見舞われているようだ。公営ギャンブルの世界は中央競馬界の一人勝ち状態。地方競馬活性化のためには、ソフト・ハード面の様々な支援措置や規制緩和が欠かせない。結局は、地方競馬のファンをどれだけ増やせるかということに尽きる。かつての「ハイセイコー」のような地方出身のスターが必要なのかもしれない。




 午前11時から12時にかけて、中谷元衆院議員、世耕弘成参院議員の事務所を訪ね、新しい政治プロジェクトへの参加をお願いした。快く協力してくれた。二人の友情に感謝!




 午後12時から国家戦略本部の会合。昼食を食べながら、増田寛岩手県知事と懇談した。なるほど。噂には聞いていたが、なかなかの人物だ。午後は官僚のブリーフィングや国会議員とのミーティングを次々にこなした。引き続き、山本プロジェクトへの協力を要請しながら、民主党や自民党の若手議員の部屋をスラロームする。




 同時に、中山太郎元外相、高村正彦元外相、河本英典党外交部会長、武見敬三元外務政務次官ら党外交関係の幹部を訪ねた。目的はもちろん議員立法として進めてきた外為法改正法案と特定船舶入港制限法(骨子案)を党外交部会にかけてもらう件を相談するためだ。まず部会の幹部会で相談した上、いつ、どんな形で平場の議論に持っていくかを検討することになった。遅くとも来週中には、外交部会での最初の議論を実現させたい。




 夜8時過ぎ。海外出張から戻ったばかりの妻と外食した。ローマの仕事の件、ここ一週間の政治や経済の動き、新しいCDのこと等、10日ぶりの会話を楽しんだ。日替わり定食(ブタとしめじのミソ炒め)が実に美味しかった。




 その後、夜10時から友人のジャーナリストと会う。イラク問題と北朝鮮問題は連動している。2003年。日本外交はかつてない試練に直面するかもしれない。