昨日の東京新聞の一面に、「自民党若手議員、マニフェスト勉強会を発足の予定」という記事が大きく掲載された。勉強会のコア・メンバーは4名。衆議院からは河野太郎氏と水野賢一氏。参議院からは山本一太と世耕弘成氏という顔ぶれになった。もう、後には引けない。5月には「政治家主導の初の実験的マニフェスト」(国家ビジョン/選挙公約/国民との契約)を完成させねばならない。そう、マニフェストと議員外交は、政治家自身のイニシャティブがあって初めて、形になるものだ。

 政治を真面目にやればやるほど、政策を本気で考えれば考えるほど、自分の信念や志に忠実であろうとすればするほど、今の状態で国会議員を続けていていいのか、自分の目的や理想は実現出来ないのではないか、という気持ちになってしまう。少なくとも、古い政治文化の一部やシガラミを引き継いだままの二世議員という「原罪」から逃れる術はないものか。政治家人生をイチからやり直せないだろうか。こうした衝動を押しとどめているのは、政治という仕事の魅力(魔力)と地元群馬県への愛着、そして故郷に住む人々に対する愛情だろう。選挙のために言っているワケではない。これは、本当の気持ちだ。

 さて、本日もノンストップの日程だった。朝は電話とメールで勉強会の日程調整を試みる。午前10時。議員会館の事務所で、文化庁から映画振興についてのブリーフィング。午前10時45分。水野賢一衆院議員の会館事務所でマニフェスト勉強会の打ち合わせ。午前11時20分。「国際産業としてのカジノを考える議員連盟」の会合に遅れて入る。

 午後の最初のスケジュールは、昼12時からの森派(清和会)定例総会。午後12時30分、党本部の外務省改革小委員会。午後1時、某ホテルで行われた全国理容衛生同業組合連合会新年会へ。午後2時から自民党の野田聖子衆院議員、午後2時30分から自由党の達増拓也衆院議員に会い、それぞれ「新しい政治プロジェクト」に協力してもらう。聖子さん、タッチャン、ありがとう!

 午後3時、参院法制局との打ち合わせ。外為法等の議員立法について議論した。午後4時、某新聞社の取材を受ける。午後5時15分から参議院本会議。終了後、都内のホテルで開催された中古自動車販売協会連合会の新年会に直行した。午後6時、再びマスコミの取材。午後7時30分、某政治評論家と若手議員による勉強会に合流する。その後、夜1時過ぎまで経済の本「経済論戦は蘇る」(竹森俊平著)の続きを読んだ。

 ああ、一日が40時間あったらいいのに。