日曜日。朝6時半に目覚まし時計が鳴った。一瞬、午前中の日程をサボっちゃおうかという誘惑にかられる。が、政治に休みはない。東京駅で午前8時の新幹線に飛び乗った。

 午前中は二つの叙勲祝賀会に出席。午後は、二人の県議の後援会激励会、役員総会に顔を出した。県会議員選挙まであと3ヶ月。二つの会場で気合いをこめた応援演説をやった。現職が強力で、他県に比べて無投票の選挙区が多い上州の県議選も今回は様変わり。あちこちで新人候補が立候補を表明し、一転して各地で激戦となった。とりわけ、若い候補者の挑戦が目立つ。保守王国群馬県にも確実に「世代交代」の波が押し寄せている。

 夜。北群馬郡某村の村長選挙の開票が行われた。午後9時30分過ぎ。当選が確定した元村長の事務所を訪問。「バンザイ」に加わる。新村長の当選祝賀会に足を運んだ国会議員(本人)は、自分だけだった。

 今晩は高崎の自宅に泊まり、明日の朝の新幹線で東京に戻ってくるつもりだった。高崎発の最終列車(午後10時47分)には、とても間に合わないと思っていたからだ。あれ、予想以上に道路が空いている。急遽、高崎駅に直行することに。駅のエスカレーターを一目散でかけ上がり、ホームまで全力疾走した。その甲斐あって、ギリギリで最後便をキャッチすることが出来た。ふう。

 NHKの深夜ニュースを見ながらパソコンを開いた。気がつくと午前1時を回っている。一日はどうしてこんなに短いんだろう。熱い紅茶を飲んで、熱いお風呂に入り、しっかり気を失うことにしよう。