午前10時30分。国会議事堂正門の前で、塩崎添久衆院議員と待ち合わせ。「新しい政治プロジェクト」のためのビデオ撮影に協力してもらった。いつの間にか雪が雨に変わっていた。傘を持つ手が冷たい。こんな状況で快くロケ?に参加してくれた塩崎さんの友情に感謝。

 午前11時から党の経済産業部会。公正取引委員会の組織改編について議論した。午後12時。清和研究会(自民党森派)の総会に顔を出す。安倍副官房長官に、「ロシアの空港に降り立った時にかぶっていた総理とおそろいの毛皮の帽子、やけに似合ってましたねえ」というと、「あ、そう」と笑っていた。モスクワの寒さはやはり尋常ではないらしい。午後から米国の新聞のインタビュー、韓国日報の論説委員との意見交換、各省のブリーフィング等をこなした。

 夜は1、2ヶ月に一度のペースで行われている勉強会に出席。今回はいつもより人数が絞られていた(金融・経済のスペシャリストが少なかった)が、それでも新進気鋭の評論家、官僚、研究者、ジャーナリスト、若手政治家等が集合した。デフレ対策(インフレターゲット論)から米国のイラク攻撃、北朝鮮問題、政局にいたるまで、幅広い問題についてオフレコの議論で盛り上がった。ふむふむ。金融・経済の勉強は、成果を生みつつある。

 勉強会の後、ホテルのコーヒーショップに場所を移して議論の続きをやる。次回は、「資本主義は正しいのか」「金融の限界はどのへんなのか」「日本はどこまで踏み込むべきなのか」が中心のテーマになる予定だ。