午前中は群馬県ろう理容福祉協会の新年会へ。協会長が挨拶の中で,「聴覚にハンデを持っている」というだけで新しい店への融資を(不当に)断られたあるろう理容師のエピソードを語っていた。結局、融資は実現したということだったが、こんな偏見が依然として残っている。政治の責任は重い。ところで、新しく開店した店は「理容師の腕がいい」ということで、とてもはやっているらしい。




 午後1時から前橋の県営球場で行われたサッカーの試合を観戦する。マスコミ等でも話題になっているチーム「ザ・スパ草津」(スパは温泉のこと)のリーグ昇格がかかった大事な試合だった。選手が草津温泉の旅館やホテルでアルバイトしながら頑張っているとなれば、草津出身の政治家として応援しないわけにはいかない。ただし、「ザスパ」の人気を自分の政治活動に利用しようなどというスケベ心は一切持っていない。あまり政治がしゃしゃり出ないようにしながら、目立たないところで力になれればと思っている。サポーターの中に混じり、手を振り回しながら「草津節パターン」のエールを送った。




 ゲームの途中、後ろ髪を引かれる思いで次の会合に向かう。後で電話を入れてみると、PK戦にもつれこんだ末、3-0で勝ったとのこと。夢にむかってガンバレ、ザスパ!




 午後3時、某県議後援会の新年会で挨拶。会場のテーブルを回って自分の知名度や好感度をチェックする。「一太さん、いつも応援してるよ!」「相変わらず元気でいいねえ。」政治家の元気の素は、何といっても地元の人々からの激励だ。




 夕方。某村の後援会関係者宅への弔問。一昨年、この地域には若手幹部中心の素晴らしい後援会を立ち上げてもらった。ここのところ全く会合を持っていないことに気がつく。選挙の時はあんなに助けてもらったのに。ああ、深く反省。近いうちにゆっくり時間を取って意見交換をしたいと思う。