12月は与党の政治家にとっては、とにかく忙しい季節。この時期、予算の陳情や税制改正の要望が集中する。臨時国会は13日で閉会予定だが、とりあえず20日くらいまでは、予算や党の仕事、派閥の会合、勉強会等、東京の仕事が目白押しだ。その後、集中的に地元回りをやり、年末年始は議員外交もかねて日本を飛び出そうと思っている。(特に今年は喪中。年始の挨拶回りは出来ない。)




 それでも、地元でお世話になった方が亡くなったり、急に政局の集まりが召集されたり、突発的な日程が飛び込んでくる。東京と地元の日程調整もラクではない。どちらの予定を優先するか。その判断は(言うまでもなく)実際に政治活動に携わっている議員本人にしか下せない。




 午前、午後と決算委員会。委員会中、マナー・モード(ブルブル状態)にセットしてある携帯電話で何度も外に呼び出された。税制改正や予算に関する働きかけ、竹中大臣を囲む「バンブー・ランチョン」、新刊「私が総理になったら-若き日本のリーダーたち」のサイン会(12月20日)のアレンジ、来年2月に発表する政治と音楽プロジェクトの準備、メディア出演の日程調整、北朝鮮政策に関する新グループ結成の種まき、マニフェスト勉強会の打ち合わせ等々...。この一週間でやらねばならないことばかり。もともと容量の小さな頭脳は、爆発寸前の状態だ。




 それでも「攻める気持ち」を失ってはいけないと自分に言いきかせる。待っていても何もいいことは起こらない。「Make it happen!」(自らの力でゼロから実現する!)3枚目のオリジナルCDのために書いた自分の曲のタイトルだ。♪望みはかなえる...そう、自分自身の力で♪ なんていい響きのフレーズだろう。