朝。高崎の自宅を出て8時過ぎの新幹線に乗る。東京駅から議員会館事務所へ。パソコンの入った鞄を置き、急いで参議院本会議に向かった。午前10時から11時40分まで、昨日に引き続き代表質問が行われる。

 昼から党本部で行われた自民党富士見村支部の中央研修会、参議院議員会館会議室で恒例となった高崎土木建築業組合との懇談に続けて参加した。

 午後1時から2ラウンド目の本会議。一瞬、抜け出して河野太郎衆院議員を会館事務所に訪ねる。本会議散会後、外交防衛委員会の理事懇談会を開き、29日の委員会日程を決める。

 理事懇談会終了後、党本部に直行。自民党財政金融部会に飛び込んだ。竹中経済担当大臣から不良債権処理についての説明を受け、議論を行う。出席議員から竹中大臣の手法や政策について厳しい意見が続出した。不良債権処理という手術を行うにあたり、痛みを緩和する処置(セーフティーネットの整備)は欠かせない。難しい舵取りではあるが、構造改革を続ける決意を示しつつ、同時にデフレ対策も打っていく必要がある。大臣には、現在検討中の経済対策の総合パッケージを、出来だけ早く示してもらいたいと思う。それはそれとして、一体自民党に竹中氏をそこまで批判する資格があるだろうか。不良債権処理を先延ばしにしてきたのは、我々与党の政治家ではないのか。

 一時間経過。部会の議論は続く。後ろ髪を引かれる思いで党本部を出た。根本匠内閣府副大臣を表敬、激励する。忙しそうだったが、やる気に溢れたいい表情だった。参議院会館事務所に戻り、国連ボランティア事務局次長の訪問を受ける。ううむ、英語がうまく出て来ない。苦しんでいるうちに、予定の30分が終わった。

 秘書との日程協議を済ませ、外の会合(ラジオ短波特別番組の打ち合わせ)へ。約二時間のミーティングの後、本日二つ目の会合(勉強会)に向かう。移動中のタクシーの中で携帯が鳴った。勉強会を途中で切り上げ、急遽東京駅に急行、午後11時発の最終の高崎行き新幹線に飛び乗った。あと15分もすれば高崎のアナウンスが聴けるだろう。ああ、目まぐるしい!!