午前中は久々の外交防衛委員会。自民党からは舛添要一氏が40分の質問に立った。日朝関係、特に拉致問題がテーマということで、マスコミの関心も高かった。当初は山本—舛添コンビで20分ずつという案もあったが、質問が中途半端になっては美しくない。現在一人しかいない自民党理事として、舛添氏を推挙した。




 委員会では、石破防衛庁長官をはじめ、外務省、防衛庁の新しい副大臣、政務官が勢ぞろい。その場で就任の挨拶をした。茂木外務副大臣、矢野外務副大臣(参議院)、赤城防衛庁副長官等...。改めて見ると、なかなか強力な布陣だ。副大臣、政務官人事については、今回も派閥の推薦リストを尊重する形になった。が、最初の組閣に比べたらかなり適材適所の方向に進みつつあるようだ。




 国際政治学者でもある舛添委員の問題提起はとても参考になった。他方、公明の遠山委員の質問も、相変わらず論理的で切れ味がいい。答弁席に目を向けると、石破防衛庁長官の答弁に特に感銘を受けた。さすがは安全保障の論客。官僚の作った答弁とはひと味違った説得力があった。集団的自衛権や徴兵制の問題について閣僚就任前に行っていた過激発言?がやり玉にあげられるのはヤムを得ない。この点は、「小泉内閣の閣僚になった以上、内閣の方針に従うのは当然」という立場を繰り返すしかないだろう。石破大臣、ご安心を。参院の外交防衛委員会では、与党理事としてしっかりサポートします。




 昼は久々に派閥の昼食会へ。午後からJICQAや外務省スタッフ等とのミーティングをこなす。新任の外務省国連政策課長とは、国連安全保障理事会改革の現状について意見を交わした。夜は、大村内閣府政務官、世耕弘成参院議員とそれぞれ個別に悪巧みをやることになっている。信頼出来る仲間と本音で語り合う。これって、極めて効果の高いストレス解消法だ。