午前9時から党本部で行われた日本—マレーシア議員連盟の会合に出席。ラジブ国防大臣を招いての懇談会だった。議連会長の平沼経済・産業大臣の挨拶に続き、ラジブ大臣からのスピーチ、議連メンバーとの質疑応答という流れだった。

 ラジブ大臣は、23歳(最年少)の若さで国会にデビュー。すでに20年近く様々な閣僚を経験している。近い将来、マレーシアの首相になるといわれている大物政治家だ。アメリカのイラク攻撃の可能性について、「米国の軍事力の行使には、現時点で賛同出来ない。核兵器や生物兵器の開発に関する動かしがたい証拠が必要だ。まず、イラクに査察を受け入れさせることに重点を置くべきだろう」と話していたのが印象的だった。

 懇談会の後、久々に盟友の河野太郎議員とお茶を飲む。11月末に予定している韓国の大統領選挙視察やマニフェスト策定実行委員会の件について打ち合わせた。ついでに、出来たばかりの新曲「かいかくの詩」(ラップ)のデモCDを試聴してもらう。「一太さん、これ売れるよ。11月に発売ですか?紅白歌合戦、行けるんじゃないかなあ」と感動していた。そりゃあ、いくらなんでもムリだと思うが、常に率直な太郎ちゃんのこの反応は心強かった。今週末はEAEC(アジア版ダボス会議)でマレーシアに出張するとのこと。カッコいいねー。日本代表としてしっかり存在感を示してきて欲しい。

 午前11時過ぎにタクシーを拾って東京駅へ。長野行きの新幹線で高崎に向かっている。葬儀や挨拶回りをこなして、夜は東京に戻る予定だ。そうだ、うちの奥さんも10日ぶりに海外出張から帰ってくるんだっけ。夜は二人で外食しよう。

 国会対策を卒業するのは確実。この一年は、自分の政治生活にとって最も意味のある充電・準備期間になるだろう。もう国対に縛られることはない。さあ、何から手をつけようか。