先日、録画取りをした「TVタックル」(永田町物語:2時間特集バージョン)が本日午後8時から放映された。ミーティングが長引いてライブでは見られなかった。が、早速、メールや電話、ファックスなどで感想が寄せられてきた。

 かなり厳しい評価だった。「あんたは、ほとんど発言していない」「論客のイメージが壊れる」「あそこに出る政治家は皆、脇役として使われているだけだ」「なぜみんな、ハマコー氏に反論しないのか」等々...。ゴールデンタイムの番組って、普段ほとんど見る暇がない。TVタックルには、これまでも何度か声をかけてもらっていた。今回はなんとか時間の調整がついたこと、「サンデープロジェクト」や「朝まで生テレビ」とはまた違った層の視聴者にアピール出来ると思ったこと、北朝鮮とイラクの問題がテーマに含まれていたこと、そして出演者のリストに石破茂氏という名前があったこと等を考えて、スタジオ出演させてもらうことにした。が、やはり失敗だったかもしれない。大体、一睡もしないで収録に臨んだこと自体が間違っていた。自分のパフォーマンスを自己採転すると、せいぜい30点というところか。

 番組の内容についてどうこう言うつもりは毛頭ない。バラエティーだろうが報道だろうが、政治をソフトタッチで切る番組はある意味必要だと思う。出演者という形で初めてこの番組を体験?したが、なかなか面白かった。視聴率が高いのもうなずける。ビートたけし氏や阿川佐和子氏、浜田幸一氏がどんな人物か、感じ取ることが出来ただけでも出かけていった甲斐があった。

 しかしながら、(見た人の話によれば)山本発言は極めて少なかった(カットされていた)上、ほとんどが短い掛け合いの部分だけだったようだ。編集という作業には強味と弱味がある。ライブでない番組に出ることのリスクを改めて感じた。自分がタレントならもっとハチャメチャに出来るのだろうが、政治家としては超えられない一線というものがある。視聴者として楽しむ分にはいいが、この手の番組でガチャガチャやるのは、残念ながら自分のスタイルに合っていないようだ。鉄則は、「自分が最初から刺身のツマになってしまう番組には出ない」ことだろう。

 そう言えば、仲良しの前原さんとか枝野さん、野党から出てこないもんなあ。