夜8時30分過ぎ。「ばくたれ・がほんず」の会が正式に発足する。メンバーは極秘(?)だが、森派の衆参若手議員9名とだけ言っておこう。会の名誉顧問である安倍官房副長官を招いて、一杯やりながら皆で気勢を上げた。ちなみに、「ばくたれ」とは福島弁で「ばかたれ」のこと。「がほんず」とは東北弁で「馬鹿者」のこと。つまり、「大馬鹿者が集まった会」という意味だ。次回は、国会の始まる秋に会合を持つことになった。
10月末から11月の初旬にかけて、政治セミナー「新世代総理宣言」ゲストの国家ビジョンを集めた本「もし総理になったら:次世代リーダー30人の国家ビジョン(仮題)」が出版される。この出版にあわせて、山本一太5枚めのCDを同時にリリースする予定だ。活字と音楽という二つのメディアを通じて、「世代交代」のメッセージを内外に発信出来ればと考えている。
これまでのCDは、自費出版の限定版。原価で売り、製作コストを8割がたカバーした。実は、3枚めのアルバム「見せかけのデモクラシー」だけは、インディーズのレーベルで全国の大きなレコード店に並んだ。いろいろ考えた末、あえて宣伝をしないことに決めた。このアルバムとその後発表した2枚のシングルの実績で、日本音楽著作権協会のメンバー(作詞/作曲家)登録も認められた。
過去発表した4枚のCDに収められた曲はすべて自ら作詞または作曲したオリジナル曲ばかり。一曲一曲に政治や外交のメッセージが込められている。毎年、高崎市のホールでライブ・コンサートをやり、政治を歌い・語るという「ライブ&トーク」という実験を続けてきた。もちろん賛否両論の反応だったが、政治に興味のない若者層や無党派にアピールしようというこの新しい政治キャンペーンは、間違っていなかったと確信している。昨年の参院選挙の圧勝が何よりの証拠だ。
最新のCDは、メジャー・レーベルから発表し、日本全国のレコードショップで購入出来るようにしたい。そのための準備を進めている。音楽というパワフルな媒体(自分の作った曲)を通じ、多くの人々に日本という国の政治や外交の在り方を考えてもらう。こんなことが出来たら最高だ。
当然のことながら、東京でも選挙区でも通常の政治活動には一切手を抜かない。批判は覚悟している。
夢は、けして、あきらめない。