朝8時。党本部で自民党有志議員7名による「政治とカネの正しい在り方を考える会」の第4回会合を行う。公務のため急遽欠席となった松下忠弘氏(同会会長)を除き、全員が参加した。ちなみにこの日の出席者は、河野太郎氏、世耕弘成氏、水野賢一氏、近藤剛氏、愛知二郎氏、山本一太だった。政治資金の問題については民主党若手議員とのプロジェクトも同時進行している。が、この勉強会は、自民党議員がメンバーであることに意味がある。

 午前9時から11時30分まで外交防衛員会。委員会終了後、国対正副会議、執行部会というコースメニューが続く。

 午後1時。世耕弘成参議院議員と一緒に、文部科学省からの説明を聞く。国公立の学校のレベルを上げることで、私立学校や高額の塾に行けない子供や若者達のチャンスが不当に奪われないようにするという問題意識だった。これが実現すれば、家庭における教育費負担の軽減にもつながる。

 改めて現状を聞いてみると、地域が主体となって国公立の学校に独自の教育を実施するのは、容易なことではない。引き続きどんなことが出来るか議論していこうということになった。小泉改革に一つ注文をつけるとすると、「教育」に関する目玉がないことだろう。