(※掲載順が前後します。)

 午前10時から国会対策委員会。11時本会議。終了後、昼食を食べながら参院執行部会という通常の流れ。

 執行部部会が終わるや否や、国会議事堂を飛び出して、皇居の桔梗門へ。昨年の参議院選挙で山本選対の事務長(最高責任者)を務めてくれたベテラン県議(県議会最大会派のリーダー)が、後援会関係者650名とともに皇居参観に訪れた。演説や拍手は控えてほしいという皇居側の要請もあり、入り口で待機していた選挙区の人々の間をくるりとひと回りする。

 午後2時。外務省改革の提言について、岩屋毅衆院銀と打ち合わせ。午後4時からは、国家戦略本部(M8グループ)スタッフとの協議。午後5時から、マスコミの取材を受ける。その後、事務所の政策秘書と明日の日程等について相談し、夜の会合へ。

 タレントでミュージシャン、最近はミュージカルまで手がけているブラザー・トム氏と久々に再会した。メンバーは、トム夫妻、「トムさんの会社」のプロデューサーとその彼女、そして山本夫妻という6人だった。関西人ではないが、最近、西の方の仕事が多いというトムの関西弁は完璧。生っ粋の関西人(父—大阪、母—京都)であるうちの奥さんに、さりげなく気を使ってくれた。優しいなあ。ブラザートム。トム夫人も、気取らない素敵な女性だった。

 実は先日、トム氏がプロデュースしたミュージカル「ミラクル・ブラインド・ボーイズ」の東京公演を妻と二人で観た。ニューヨーク時代(国連勤務時代)には、しょっちゅうブロードウェイに出かけたものだが、奥さんとこうした舞台を観るのは、数年ぶりだった。4人の盲目の黒人シンガーが、捨て子の白人の子供を育てるというストーリーは、トム氏の演出で、なかなか洒落た(涙あり、笑いありの)エンターテーメントに仕上がっていた。

 大阪人=ニューヨーカー説からショービジネス、政治スキャンダルにいたるまで話題は尽きなかった。仕事に行き詰まったり、自分を見失ったりすると、トムはふらりとニューヨークに出かけるらしい。本場のミュージカルや芝居を観ることで、すっかり元気を取り戻し、帰ってくるという話だった。「夢を持つ」というのは、なんて素敵なことだろう。