(※掲載順が前後します。)

 本日も睡眠不足。11時25分から国対対策委員の会体会議。そのまま12時の参院本会議へ。本会議終了後、午後1時から都内のホテルで開催されたBSE(狂牛病)平成14年度畜産・酪農対策全国代表者集会にちらりと顔を出す。午後3時から党行政改革本部総会。午後5時より外交防衛委員会理事懇談会と続く。

 夕方の参議院外交防衛委員会の理事懇談会は、委員会の日程をめぐり(いつものように)紛糾。当選以来、自民党の理事として様々な委員会にかかわってきたが、ひとつひとつの小さな運営でここまでモメるケースは初めてだ。国対内でも、他の委員会を担当するメンバーから、「また外交防衛委員会かいな。一体どうなってんの?」と言われるようになった。武見敬三外交防衛委員長の頭にも、ずいぶん白いものが増えてしまった感じがする。武見委員長どの、ご苦労様です。

 与野党の議論は平行線。理事懇談会の行われている議員会館地下一階の外務委員長室と、院内の自民党国会対策の部屋を行ったり来たりしながら、散会したのは夜の8時だった。もちろん、大誤算。参議院の国対部屋を飛び出し、タクシーを拾って夜7時から始まっているパネル・ディスカッションの会場(愛宕グリーンヒルズ・MORIタワー29階)に急行する。

 森ビルが設立した教育・研究機関「アカデミーヒルズ」の主催する「知のライブハウス」という画期的な実験。このイベントの中で行われる5つのトークセッションの一つ「日本の文化戦略を語る」に、パネリストとして参加することになっていた。一時間以上遅れたものの、なんとか議論に滑り込むことが出来た。

 さすがは森ビル。会場で同時に行われた5つのセッションとも、とにかく参加メンバーの顔ぶれが凄い。新進気鋭の学者や研究者、ベンチャー企業家、建築家、映画プロデューサー、アーティスト等、今最高に輝いている人々がずらりと揃っていた。国会議員はなんと山本一太のみ。もちろん、セミナー「新世代総理宣言」を担当しているからだとは思うが、このイベントのセッション・メンバーに選ばれ、文化戦略の議論に参加出来たことは(大袈裟でなく)6年間の政治生活の中で、最も嬉しいことの一つだった。

 来週からいよいよ金融・経済の勉強会もスタートする予定。まだまだ力不足ではあるが、政治家として一日一日、進化していることを実感出来るのが楽しい。前代未聞の「知のライブハウス」は大成功。とてもいい刺激になった。本当の「知力」を身につけるために、これからも頑張ります!