午前10時からTV朝日の「サンデープロジェクト」に生出演。先週に引き続き、今回も外務省と鈴木宗男氏の問題がテーマ。加藤紘一元幹事長の事務所代表の逮捕を受け、政治家と政治資金問題も急遽、メニューに加えられることになった。

 討論コーナーのメンバーは、明日の証人喚問で質問に立つ野党側の衆院議員4名(民主:原口氏、自由:達増氏、社民:辻元氏、共産:佐々木氏)。自民党からは小林、根本、河野各代議士と山本一太のやはり4名が参加した。約50分間、鈴木氏をめぐる疑惑と証人喚問、政官業の癒着、政と官の関係等について議論を交わした。

 番組終了後、担当者から電話が入る。「いつも逆風の状況で、申し訳ない。たまにはフォローの風があって話しやすい時に出てもらわないといけないですね。」「いや、むしろ立場の難しい時に、呼んでください。」順風の中だったら、誰だって簡単に発言出来る。リスクを取りながら、逆境の中で持論を展開する。政治家としてこれ以上のトレーニングはないと考えている。

 午後の新幹線に飛び乗り、選挙区へ。お見舞いや挨拶回りをこなしながら、午後5時から高崎商工会議所で行われた某企業関係者のセミナーで講演。規制緩和や景気の展望、政局等について話をした。政治家と企業の関係、政治家と有権者の関係を改めて考え直す時期に来ていることを力説する。

 夜の新幹線で東京に戻ってきた。明日は午前9時から衆議院予算委員会で鈴木宗男氏の証人喚問が行われる。先々週の月曜日は韓国出張のため、先週は参院予算委員会のため、そして明日も鈴木氏の喚問があるために、朝の「とんぼがえり街頭演説」(高崎駅前)が出来ない状況になっている。参院で委員会が開催されている最中、しかも平日に、国会対策副委員長が東京を離れることは許されない。残念だが、しばらくの間、恒例の朝の演説は「おあずけ」になりそうだ。