午後2時から、自民党外交部会で承認された「外務省改革小委員会」(委員長:茂木敏光衆院議員)の初会合があった。政務官、政務次官経験者を含む9名が出席。今後のすすめ方について議論した。茂木委員長の指示で、とりあえず人事、組織、お金(機密費等)、政策決定の4つのチームに分けて検討をすすめることに。(この程度の内容は茂木さんがブリーフィングしているから書いても大丈夫ですよね。)岩屋毅氏とお金(機密費)の問題を担当することになった。「一方で機密費の必要性・重要性を説きながら、他方で透明性を高める」というのはなかなか難しい課題だ。マスコミが大挙押し寄せていた理由は、川口外務大臣(政府)が取り纏める予定の改革案との関係をいぶかってのことだろう。どのような提言を作るにせよ、個人ではなく自民党の正式な「部会」が行う仕事。川口大臣の改革を後押しするような形で進んでいくことが望ましいと思う。

 自民党行革本部の「独立行政法人改革委員会」の会合には残念ながら出られなかった。それにしても、(以前のレポートにも書いたが)行革本部のこのやり方(委員会制)には失望している。太田誠一本部長は、(政党はずい分変わられているが)、見識もあるし、ガッツもある政治家だと密かに尊敬していた。党の実力者を配してとにかく丸く収めようというこの姑息な手法、一体誰が考えたのだろう。(まさに役人的発想だ。)来週、早速アポイントを取って太田さんの真意を確かめにいこうと考えている。

追伸:

 明日(22日)の午後2時ー3時にかけて、日本テレビの「ザ・ワイド」に自民党議員の一人として「生出演」することになった。昨日は断ったが、明日はしっかり、スタジオで自分の所見を述べたいと思う。