昨晩は二人の若いジャーナリストと高崎で中華料理を食べた。東京の奥さんに恒例の「これから新幹線にのりますコール」を入れると、「今から戻るのも大変だから、高崎に泊まっていけば?」という返事。急遽予定を変更、二人を誘ってそのまま(久々に)二次会?のカラオケ・ボックス(ゆーぼう)に向かった。一昨年まで続けていた高崎一太クラブ主催の「政治と音楽ライブ:賛否両論」を除けば、地元で歌う?なんて何年ぶりだろう。




 店の廊下で若いサラリーマンに声をかけられる。「あれ、山本一太さんじゃないですか。こんなとこで何してるんすか?」「いや、たまには二次会にもつきあおうと思いまして…政治も一生懸命やってます。(何言ってんだオレは。別にいいわけする必要ないのに。)」「そーですか。時々、高崎駅で話してるの、聞いてますよ!」自分の顔を知ってる人がいる、という事実に素直に感謝しつつ、NO10のボックスにこそこそと入った。




 二人のうち、一人は長渕剛の大ファン。(これがハンパじゃない。)デビュー当時の作品から最新曲まで、長渕剛というアーティストの歴史をしっかり勉強させてもらった。そういえば、今朝のワイドショーで「長渕剛氏が日韓交流のため武道館コンサートに韓国の若者200人を私費で招いた」という話題が取り上げられていた。ふふ。このストーリーの背後に野田聖子代議士と山本一太が暗躍?しているとは誰も思うまい。(この件については、改めて書かせてもらいます。)カラオケのほうは、1時間の予定を30分延長。ストレスを吹っ飛ばして、高崎の自宅に戻ったのは夜11時半すぎだった。




 今朝は7時に起床。シャワーを浴び、二階の部屋で9時過ぎまで「外務省改革」のメモと格闘する。9時30分に自宅を出発、高崎市の二ヶ所(デパート高島屋とスズランの前)で街頭に立った。小泉総理の真意、マッキ-更迭の事情、構造改革の展望等について訴える。立ち止まって耳を傾けてくれる若い夫婦。自転車を止めて聞き入るおばあちゃん。車の中からクラクションや手を振って声援をくれる人もいた。30分の熱のこもった演説を終える頃には、20人くらいの人が「一太号(マイク付ワゴン)」の前に集まっていた。「今日はここまでにします。ありがとうござました!」期せずして拍手が起こる。6年前にはじめて街頭に立ったときはこんな反応はなかった。いろいろな意味で多少「発信力」がついてきた、ということだろうか。




 12時から「裏千家淡交会群馬支部」の初茶会。毎年、この会をもって「新年会シリーズ終局」という雰囲気になる。いただいた「抹茶」は苦くて、甘味のある?作品だった。小泉構造改革にも、苦さ(競争原理、自助自立)と甘味(将来ビジョン、セーフティーネット)のバランスが必要ですね。