朝の新幹線で地元入り。そのまま山紫水明の地、利根郡に入る。10時に現地で待っていてくれた新治村(にいはるむら)の後援会役員数名と(昨年の選挙以後はじめて)主な支持者宅を回った。雄大な自然に恵まれた高原の町に、こんな暖かくて頼りがいのある自分の後援会があることに感謝。連日の睡眠不足で、高崎駅から利根に入る車の中でも意識不明の状態だったが、「挨拶回りモード」に入った瞬間、疲れきった身体にエネルギーが湧いてきた。これが、政治家のDNAというものだろうか。青い空の下で雪がちらつく冷たい気候だったが、それがまた心地よかった。そういえば、動物占い(四柱推命?)に凝っていたジョージタウン大学の後輩が昔言ってたっけ。「一太さんは、緑がなければ生きていけないタイプ、と出てます。」




 新治村の後援会長宅(旅館)に立ち寄り、手造りの「手打ちそ」ばで昼食を済ませた。午後から隣の月夜野町(つきよのまち:綺麗な名前でしょう?)に向かう。ここでも、若手の後援会長の先導で主な後援者を訪ねた。午後3時から、後援会青年部幹部との懇談会へ。日本経済の展望、田中外相問題、小泉改革等について約1時間の意見交換を行う。昨年の選挙を機に若返った後援会。これがまた、すごくいいメンバーなんです。ちなみに、前回(昨年)の参院選挙では両地域でトップを取った。




 月夜野町を午後4時過ぎに出発。次の目的地である安中市に移動。午後6時スタートの「山本一太安中後援会」主催による国政報告会へ出席した。集まったのは約90名。後援会の幹部はもとより、市長、市議会議長、地元県議、市会議員、経済人、自民党役員、女性部等々、そうそうたる顔ぶれだった。最近の政治活動や政治・経済の動向、さらに一昨日の総理との懇談の内容に触れつつ、小泉改革への変わらぬ支持を訴えた。




 午後7時15分、会場となったホテルを後にし、沼田市へ急行。すでに午後6時30分から始まっていた某市会議員の市政報告会に滑り込んだ時には午後8時を回っていた。前回の市会議員選挙でもトップ当選を果した若手のエースで、昨年の参院選挙でも先頭に立って応援してくれた兄貴分。会場に入るや否や、出席者から大きな声援がとぶ。「よくきてくれた。帰らないで待ってたよ!」




 テーブルをくるくるっと回って握手を交わし、高崎駅へ向かう。夜の新幹線の中で再び「眠気」が襲ってくる。今日も相当マイルを稼いだなあ。身体はしんどかったけど、気持ちのいい土曜日だった。そんなことを考えながら、東京まで再び「意識を失う」ことにします。