本会議と昼の参院自民党執行部会に出席し、いったん議員会館の部屋に戻る。本会議前の議員総会で世耕参院議員をキャッチ。「昨晩は途中退席で残念だった。あの後、総理の様子はどうだった?」と聞くと、「いやあ、9時半まであの調子でボルテージ下がらずに、いい雰囲気でしたよ。」とのこと。「M8&総理懇親会」は十分成果をあげたと言えそうだ。佐々木知子さんが、「一太君のモノマネ、ちょっときわどかったけど、ウケてたわよね。」




 総理との懇談会はいろんな話題で盛り上がったが、その中で印象的だった話をひとつ。同席した総理秘書官は国際派で、鹿児島県警の本部長も務めた人物。そのことに触れつつ、「薩摩隼人」でもある総理が、鹿児島県出身の初代警視総監のエピソードを話し始めた。「声なきに、聴く。形なきものに、見る。大警視が好きだったこの言葉、いいよな!」 総理の今の心境を一瞬、垣間見たような気がした。




 午後一時から参院本会議が再開。国対の許可を得て本会議を途中で抜け出し、そのまま「のぞみ」に飛び乗った。「愛知県連県下青年局長会議」(約100名)で講演。懇親会に30分ほど顔を出し、大村秀章氏の案内で市内の有名な「みそ煮込みうどん」の店(「山本屋」っていうんです)で名古屋名物を堪能した。東京に戻ったのは夜10時過ぎ。そのまま11時のミーティングへ。二人のジャーナリストと会い、外務省改革、田中外相問題について意見交換をした。




 日本という国の可能性、日本人の叡智を信じているから、政治家をやっている。政治家が世論に耳を傾けなければいけないのは当然だが、「世論にうける」ことばかり発言するようになったらおしまいだ、とも思う。最近の世論の動きを見るにつけ…ま、今回はここらへんでやめておきましょう。




 明日は朝の新幹線で地元に入り、利根郡を回る予定。夜には安中市の「山本後援会」で国政報告を行うことになっている。熱いお風呂にさっと入って寝ることにします。