前橋の企業後援会(山富会)の総会を終え、前橋事務所で時間調整。次の会合(渋川市女性部設立の会)に出かける前の合間を縫ってこのレポートを書き始めたところ。




 昨晩、勢多郡のある村で、すっかり遅れていた「山本後援会役員会」が開かれた。出席者は、会長、幹事長を含め総勢9名。急な日程で関係者への連絡が遅れたこと、いろいろと行事が重なっていた時間帯ということもあったようだ。会長も「今晩は人数が少なくて…」とやや落胆した様子。この人数、実は本人の努力不足に起因している。




 過去6年間、山本後援会主催の会合がなかなか持てなかった地域。議員本人の力不足や事務所体勢の不備もあり、お世話になった支援者の方々にすっかりご無沙汰してしまった。役員を引き受けてくれた幹部にすれば、他のメンバーに「顔が立たない」状況。全県一区の参議院は広すぎて…などと言い訳をするつもりはない。やはり人間の気持ちは正直。自分の努力不足を素直に反省する。




 それだけに、9人の聴衆の前で「魂を込めて」演説した。その後一時間近く親しく懇談。景気の問題、農産物価格とセーフガードの見通し、地方分権や道路特定財源、具体的な村の陳情等々…。精一杯、誠実に対応した。会の終了間際に、最初は憮然としていた幹事長から、「今晩、集まれなかった同士も沢山いる。この9人が中心になってひとりひとりの心を積み上げ、必ずいい結果を出そう!」という力強い言葉。選挙に勝ち抜くことが出来たら、早速、ここで「国政報告会」を開かせてもらうつもり。9名の出席者はどこまで増えるだろうか。




 小さな集まりの次は、大きな会合の話。先日、前橋市、利根・沼田地区、また勢多郡の三箇所で行われた「尾身幸次・沖縄北方・科学技術担当大臣の就任祝賀会」に出席した。前橋が約三千人、利根・沼田、勢多郡でもそれぞれ二千人近い後援会関係者が集まった。これだけの人数を動員出来る後援会ってなかなか見当たらない。凄まじい労力と時間、努力と実績で創り上げた強力なネットワークに、脱帽!そこは親分肌の尾身大臣。「今回の参議院選挙では、ここにいる山本一太を絶対に勝たせなくてはならない!」とすべての会場で訴えてくれた。実際にどのくらいの「山本支援」につながるかは定かでないが、少なくとも6千人以上の有権者の前に「顔出し」出来たことは大きな成果。




 「山本さんの名前しか覚えてないよ。」「一生懸命やるからね。」それぞれの地域の山本後援会メンバーも結構出席していた。そのせいもあるだろうが、得意の「一太流二分間スピーチ」に対する会場の拍手、歩き回って握手をした出席者の反応はとても暖かい感じがした。




 尾身大臣の「産官学サミット」の構想を聞きながら、思う。明確なビジョンや理念を持った政治家にはメッセージ力がある。そして「本物」は、どんなポストでも確実に「光を放つ」。




 今朝早く起きて、新聞掲載用の選挙広報の原稿を書く。これまでの政治活動、政治家としての信条、ライフワーク…。ひとつひとつの思いを文字にしながら、改めて「熱烈な思い」が湧きあがってくる。政治の仕事を続けたい。一緒に農業研修をした高山村のおばあちゃんともう一度「こんにゃく芋」を掘らねばならない。




 中小企業振興ための地元勉強会も立ち上げる約束。群馬県中を歩き回って、上州の叡智を集め、「群馬発日本改革」を実践しなければならない。若者向けの「政治と音楽ライブ」(賛否両論)やラジオ高崎の番組の再開を心待ちにしてくれている人もいる。高橋ボクシングジムだって、まだ見学(入門?)していない。




 そうだ。新世代総理を創る準備(「40代総理を創る会」の発足)もしなければいけない。ネット総裁選挙も本番はこれから。「ネット献金システム」をさらに進化させたプロジェクトも構想中だ。「加治隆介」もまだ、テレビに登場していない。




 新しい外交や21世紀の産業政策も発信しなければいけない。経済と金融の知識を深め、「経済の山本」にならねばならない。食糧自給政策を推進し、ODA基本法(山本試案)や輸出管理法案も実現させていかねばならない。日韓の若手議員交流は急務。盟友である河野太郎氏とライス教授(ブッシュ政権の安全保障担当補佐官)にも会いにいかなければいけない。「政治家オリコン」も実験したい。政治改革、外交、経済の分野で暖めている「論文」もマスコミを通じ、次々発表していかねばならない。ついでに、ジャパニメーション産業の可能性を探る意味で、映画「メトロポリス」も観なければならない。そして日本の競争力を回復させるあらゆる政策に取り組まねばならない。




 日本の政治が大きく変わる次の6年、政治家としてやりたいこと、やらねばならないことは山ほどある。政治活動のフロンティアは際限なく広がるばかり、だ。




 だから、この困難を克服し、臥薪嘗胆の思いを乗り越え、どうしても、勝ちたい。勝ちたい。勝たねばならない。そう考えると、多少の睡眠不足や疲労なんかで「休む」わけには、やっぱりいかないなあ…。




追伸:

 今晩、月夜野町の新生山本後援会主催による「熱血トークライブ」が農村環境改善センターで行われた。予想を上回る人数(240名)が集まる。「テンションを上げて」という主催者側の要望に沿って、全開に近いパフォーマンス。エネルギー消費量120%、声もボロボロ。でも、楽しかった!