夜9時から、選対の企画本部長と前橋事務所で打合せ。最終の新幹線で東京へ戻る予定だったが、作戦会議が長引いたため、今日も高崎の自宅に泊まることにした。




 昨日は、幾つかの地区の後援会立ち上げに向け、前橋市のポイントを回る。これから、いよいよ選挙区を本格的に細かく「歩く」段階に入った。




 本日は朝6時半に高崎を出発。7時に前橋事務所に到着し、7時半からの山本県議団会議に出席。数名を除き、ほとんどのメンバーが集まる。遊説日程、活動方針等について協議を行った。




 会議が終わると同時に、甘楽郡下仁田(しもにた)町へ向かう。「ネギとこんにゃく」が名産。祖父の出身地でもあり、親戚の多い地域。前回6年前の選挙では、山本一太の得票率が7割をこえた「本拠地」の一つでもある。事実、親分肌で頼りがいのある下仁田町長も、笑顔を絶やさない甘楽町長(隣町)も「親戚会」に入っていただいている。




 地元の後援者数名の案内で挨拶回り。雨の中、地域ごとに集まってくれた20-30人の支持者の前で演説。ガッチリ握手をする。「相手候補が頻繁に町に入っている」という未確認情報(どうも事実誤認)が、陣営に緊張感を生んでいるようだ。あまり長い時間は取れなかったが、効率的に多くの有権者に会うことが出来た。




 午後2時過ぎに伊香保温泉に入る。県の某女性団体の総会で挨拶。ここでも上州のお母さんたちはとても優しかった。幹部の方々と記念写真を撮り、そのまま同じホテルで行われていた「群馬県新聞販売組合」の総会へ。県内のほとんどすべての新聞販売店が、扱っている新聞の系統にかかわらず、こうして一同に会したのは、恐らく初めてのことだと思う。




 衆参の国会議員で作る「新聞販売懇話会」の事務局長として「再販制度」をはじめとする新聞の問題に実働部隊の中心として取り組んできた。実家は草津温泉の老舗旅館(山田屋)だったが、父の時代に新聞販売店の経営も始める。小学校時代には「新聞配達」のアルバイトも数年間経験した。




 雪で滑って落とした新聞を拾い集めたり、近所の白い犬に吠えられて立ち往生したり、毎日が冒険?だった。弟を誘って夕方に早速、「敵の犬」にリベンジを図る。竹馬に乗って問題の犬を撃退したのもつかの間、転んで逆襲を受けたこともあった。毎朝眠くて、ブツブツ言いながら出かけていった覚えがあるが、今となっては懐かしい思い出だ。




 当然のことながら、新聞販売業界(販売店)は山本一太で一致結束というムード。来賓として招かれていた日本販売協会の会長も、ずい分「宣伝」してくれたらしい。この6年間の「目に見える実績」がちゃんとして評価に結びついていることが何より嬉しかった。総会と懇親会の合間をぬって各階の出席者の部屋を猛スピード?で回った。




 伊香保の後は、午後6時から高崎の某ホテルで行われた「群馬県常盤会支部」(JR関係)の総会へ。比例候補として7月の選挙を戦う同僚の中島ひろお参議院議員の励ます会に、もう一人の自民党候補とともに参加。過去二回、常盤会の会合に招かれているが、今回は自然に力が入る。「民主党候補は強力。 現在は三人が横一線で争っている状況であり、自民党の二人がそれぞれ必死にやらなければ二議席独占は難しい」ことを改めて強調。予定の10分間を少しオーバーしたかもしれない。関係者の皆さん、お許しください。




 挨拶を終えてそのまま、前橋市へ。某地区の会合に乱入し、一言アピールをやらせてもらう。続けて、選対幹部の一人(とても敬愛するベテラン県議)が召集してくれた北群馬郡吉岡町の役員会へ急行。挨拶と握手の後、再び、前橋事務所に戻る。そこで冒頭の企画部長との「戦略会議」に臨んだというわけ。




 明日はやや遅め(9時)のスタートとはいえ、すでに夜中の2時。そろそろベッドに入らないと、昨晩の「睡眠不足」をそのまま引きずってしまう。それでも、増え続けるヒット数を横目で見ながら、ついつい書かずにはいられない。今日も意外な場所で嬉しい言葉。「毎日チェックしてますよ!」さあ、いつものセリフでレポートを閉じます。おやすみなさい!