ここ2年間、予告だけで、実際には開かなかった山本一太のホームページ。ようやく立ち上がったと思ったら、2ヶ月間、更新無しの状態が続いた。最近、頻繁に国政レポートを更新しているせいか、ここにきて、じわりとヒット数が増えてきた。1日30件から、50件、そして100件へ。




 昨晩から今日にかけてのアクセス数がついに200件を超える。1日200件はまあまあのペース。最初から、ちゃんとレポートを更新していれば、1万は軽くクリアーしていたはずだと思うと、ちょっと残念。河野太郎議員の「ごまめの歯ぎしり」や「馳浩のHP」には(恐らく)及ぶべくもないが、これだけの人たちが自分のエッセイを読んでくれているというのはやっぱり嬉しい。




 さて、今朝は、5時半起床。6時半に高崎市の自宅を出て、6月5日に「事務所開き」を予定している選対本部(前橋市)にむかう。到着すると、すでに数名の県議がソファーに座って談笑していた。7時半。朝食のお弁当を食べながら、第一回の山本一太支援県議団会議が始まった。




 参加した二十数名の県議団(「山本一太県議団」と呼ぶことになった)の協議に基づき、選対本部と連合後援会の骨子がほぼ固まる。選対や後援会の役員等を増強した上、事務所開き当日に全体像を最終決定することになった。




 早速、選対本部の事務長、選対本部長に決まった二人のベテラン県議(ほとんど父親のような存在。不出来な息子をいつも心配してくれている)がそれぞれ就任挨拶。一致団結して勝ち抜くことを申し合わせる。ちなみに事務長代行となった県議のジュニアとは、大の仲良し。




 県議団随一の政策通で、実力者派のベテラン議員も、「今度の選挙は、山本一太という次代を担う新しい政治家を生み出す選挙。楽観を許さないが、小泉総理とイメージが重なればきっと勝てる!」組織選挙のみに頼ってはダメなことも強調。




 その後、活発な意見交換。 行動派がそろっているだけあって、動き始めると話が早い。現状報告を踏まえ、選対の補強、各地の組織作りについて、具体的なスケジュールが議論された。5日には正式に「山本選対」が発足することになる。




 「小泉人気に乗るったって、どう見ても、こっちが本家だ!」「応援するのか、しないのか、はっきり色をだしてもらったほうがいい!」「厳しい選挙。形だけの組織ではなく、各自が票の出る体勢を取らなければ…」等々、様々な意見が飛び出した。




 その後、同じ場所で9時から、引き続き、各地域の後援会代表者を集めた会議。就任したばかりの後援会連合会長(県を代表する経済人の一人)の挨拶の後、選対事務長と本部長を中心にこちらでも意見交換が行われた。




 女性部長から、「女性は純粋。他の候補者にない実績と信頼を訴えてほしい。」という発言あり。数名の地区代表者からも、「いったん固まった体勢を崩さないように努力したい」旨の話があった。帰りがけにある地域の後援会長から、ポンと肩を叩かれる。「ようやく、選挙って感じになってきたなあ。」




 応援してくれる大勢の方々の厚意のおかげで、選挙対策本部、後援会組織ともに強力な布陣になった。もちろん、某幹部の言葉を借りるまでもなく、これが即、得票に結びつくわけではない。「立派な器」に魂を入れていくのがこれからの仕事。県議団の強力な組織の支援をいただき、さらに地域後援会を最大限活用しながらも、同時に、自分の持ち味である「草の根」のアプローチを一層強めていく必要がある。




 県内の挨拶回りをしながら、「やっぱり群馬の人はあったかい」と、思う。「逆境」だから、よけいにそう感じるのかもしれない。「元気なうちはずっと応援するよ!」と手を握ってくれる農家のおばあちゃん。「一太さんのファンだから、さ。不安じゃないよ。」と笑う商店街のオッカサン。「とにかく思い切ってやれよ。まだまだ若いんだから。」と声をかけてくれる中小企業の社長さん.。上州の「義理と人情」は生きている。




 「なんか国会議員さんには見えないなあ」とよく言われる。非常事態(選挙)にあたっても、こうしたタッチを大切にしていきたい。うーん、気がつけば今回もまた「選挙一色」になってしまった。