昨日某新聞の「群馬版」に掲載された記事をめぐって、今日も引き続き、支持者から怒りの電話とメールが寄せられる。物事にはいろんな見方があるのが当然。きちんとした「署名記事」だし、読み返してみると、それなりに論理性もある。それでも全体のトーンや表現振りはかなり偏っている。




 厳しい選挙を二ヶ月後に控えて必死に戦っている時期。多少、過敏になっている点もあると思うが、マスコミの影響力は絶大。いちいち目くじらを立てるつもりはないが、出来るだけ「フェアな」報道をお願いします。




 さて、記事の「内容」はともかく、文章のいたるところに今回の選挙を読み解く様々なヒントが隠されていた。どんな意図で、いかなる情報が流されているのか。水面下でどういう動きが起こっているのか。そういう意味ではとても参考になった。「政治」とは、なんと不埒で、狡猾で、ダイナミックな「生き物」だろう。




 今日は、温泉で有名な伊香保町の旅館・ホテル組合の会合に出席した。祖父の代から、草津温泉で老舗旅館をやっていたこともあり、観光産業の振興は、政治家としてのライフワークのひとつ。自民党の観光産業振興議員連盟の事務局長として力を注いできた。全国の旅館・ホテルの二代目経営者(青年部)には大勢の同志(山本応援団?)がいる。「女将の会」にも全面的にサポートしていただけるようだ。




 ここでも「派閥」は脇役だった。「どのグループに属しているか、というより、どんなビジョンを持ち、何をしてくれるかということでしょう。全国の旅館・ホテル関係者は、一太さんの実績を評価してる!」仲間の激励は何よりの「元気の素」だった。前のレポートにも書いたが、「派閥や党でなく、人物で選ぶ」という傾向はますます強まっている。夜は前橋市の某地域で国政報告会を実施。気がつけば、選挙公示まで約一ヶ月半しかない。前橋市をカバーするだけでもこんなに大変なのに。広いなあ、「鶴舞う形」の群馬県は。




 参議院選挙は全県を舞台にした選挙。今回、この大舞台のプロデュース(企画)を担当していただくことになる?若手県議数名と最初の会合を(昨晩)持った。率直な意見交換を通じ、「まだまだ危機感が足りない」ことを強く実感、反省。事務局も、若手主体の陣容になる模様。ぜひ、一緒にやりたいと思うメンバーの方々ばかり。この選挙を同志として戦うことで、お互いを知り、切磋琢磨し、政治家としての「本物の絆」をつくっていけたら、と思う。




 夜の9時過ぎに高崎の自宅に戻ってTVをつけると、「田中外相、外交デビューの国際会議(アジア・欧州外相会議)で大活躍」というニュースが飛び込んできた。得意の英語を駆使し、会議の合間も、各国首脳と積極的に懇談している様子が取り上げられていた。こんなこと、国際社会では常識。それでも、これまでの外相が出来なかったことを、マッキーがやっている姿は痛快。これからも、飛びぬけた「発信力」を生かし、日本外交の存在感を(いい意味で)高めてもらいたい。




 明日からも「息を呑むような」日程が続く。今夜はこのくらいでPCを閉じたい。