引き続き「選挙シリーズ」をお届けします。




 過去一年間、ほとんど休暇というものを取った覚えがない。(妻がブツブツ言うわけだ。)特に、ここ半年間は東京と選挙区を往復する「ハードな日程」の連続で、精神的にも体力的にもかなりキツイ状況が続いている。加えて、新しいライバルの出現で選挙戦は激戦必至となり、「本番」までの時間も少なくなってきた。それでも(30年前のアニメ「宇宙少年ソラン」の主題歌ではないが)「燃え上がるファイト、みなぎる力」は全く衰えない。もしかすると、これが「政治家のDNA」かもしれない。




 6年前に亡くなった父は、地方議会での経験を含めると40年近い政治キャリアの持ち主だった。「政治家になるつもりは無い。適性がないですよ。」と言う度に、「オレは絶対向いてると思うよ。そのうち分かるさ!」などと魔法をかけるようにつぶやいていた父の言葉を最近よく思い出す。7月は「オヤジさんの言葉が正しかった」ことを証明する戦いでもある。




 さて、本日は、今国会における最後の参院国際問題調査会に出席するため久々に上京。自民党を代表して「東アジアの安全保障」及び「日本外交のあり方」について意見発表を行った。




 12時に、尾身幸次科学技術担当大臣を内閣府の大臣室に訪ねる。「仕事の鬼」「政治の鬼」であることは間違いないが、政策通であると同時に、上州人らしく「義理人情」に厚い。過去、尾身大臣に世話になった経験のある安倍晋三官房副長官(山本イチ押しのヤング・リーダー)、塩崎恭久衆議員議員(初代ネット選挙総裁)、荒井広幸衆議院議員(若手きってのアイデアマン))も同じ認識。参議院選挙について(いつものように)いろいろとアドバイスをいただく。前橋市が主戦場になることは間違いない。政治の先輩である佐田玄一郎国会対策副委員長にも早速、明日の朝のアポをお願いした。




 内閣府ビルの4階にある尾身大臣の部屋を出て、3階の石原のぶてる行政改革担当大臣室に立ち寄る。側近の佐藤秘書官に挨拶。数日前、石原大臣の携帯に残しておいた「応援依頼メッセージ」はすぐに佐藤さんに伝えられたようだ。「必ず応援に入るから日程調整をするように」と指示があったとのこと。やっぱり、大臣になっても、スターになっても、人柄は少しも変わらない。のぶてるさん、感謝します。群馬県で会いましょう!




 さて、前橋、高崎の二つの選挙事務所も最終決定。「事務所開き」に向け、ようやく選対と後援会の陣容も整いつつある。「マスタープラン」の作成も急ピッチ。やっとのことでここまで辿り着いたという感じ。今朝も後援会の某幹部から、「一太君の仕事は、とにかく全県を飛び回って風を起こすこと。アピールの力は人に負けないものを持ってるんだから」と激励される。お世辞だと分かっていても、つい、その気になってしまう。我ながら単純な性格。




 残念ながら、選挙は「身内」に迷惑をかけずにいられないイベントだ。支援県議団の中でも、義兄(年は若いが政治歴はベテラン)はとにかく一生懸命。毎朝かかってくる電話で様々な指示が飛んでくる。その兄貴の地元で「政治家の妻として)絶大な人気?を誇る一番上の姉には、母親、主婦という視点から様々なヒントをもらっている。高崎在住の弟は、「ONEクラブ」(山本一太を応援する若手ボランティアグループ)の事務局として奔走。会合のアレンジ、若者向けの戦略作りに汗をかいてくれている。さらに、先代の父の選挙応援ですっかり膝を痛めてしまった母もヤル気満々。(なるべく負担はかけたくないのが、選挙というとどうも血が騒ぐらしい。セーブするのが大変。)




 家族を「総動員」しなければいけないのは心苦しい限りだが、あまり知られていない「選挙の副産物」もある。それは、戦いを通じて「夫婦の信頼関係」、「家族の絆」が強まるということ、なんです。(喧嘩するヒマがない?)




 最近、選挙区を歩き回って感じることは、有権者の間に、「党や派閥」ではなく、「人物本位」で候補者を選ぶ傾向が強まっていること。先週、伊勢崎市のちょっとお洒落なギャラリーで行われたある「女性の会」に参加した。目的は、「山本一太」と話すこと。参加者は20人程度。やや年配の方から若い人まで、年齢層も様々だったが、活発でチャーミングなメンバーばかりだった。はじめてお目にかかった人も多かったが、誰一人として山本がどういう系統で、どの派閥に属している、といったことを話題にする人はいなかった。




 20分ほど演説?し、あとはワインと、参加メンバーが持ち寄った美味しい料理を囲んで懇談。あっという間の二時間だった。全県が選挙区の参議院議員という立場では、こうして一ヶ所でゆっくり時間を割くなどということはめったに出来ない。本来は、日頃からこうした会合を重ね、自分の理念や考え方を理解してもらう中で支援者を増やしていくというのが、最もナチュラルで理想的な選挙キャンペーンだと、つくづく思う。




 「選挙のお願いをする」会合ではなく、「山本一太を知ってもらう」趣旨の集まりだったと理解しているが、会場を出る頃にはすっかり「全員で応援する」というようなムードになっていたことが嬉しかった。それにしても「小泉人気」は凄まじい。会に参加した女性達の間の「小泉支持率」は、調査の結果、ほぼ100%だった。




国際問題調査会はいつも長丁場。午後6時頃に国会を出て、再び東京駅から地元に向かう新幹線に飛び 乗った。車中にてこのメッセージをしたためている。気がつくと、「間もなく上毛高原駅」というアナウンス。再び「政治家」モードに戻らなければならない。文章を推敲する時間もないが(いつものことだが)、このまま載せることにします。




 そういえば、明日は自民党本部で公認証書を受け取る日。久しぶりに小泉総理に会える。