山本一太のホームページ「シンプル・メッセージ」を検索すると「間もなくオープン」(coming soon!)という文字につきあたる。この状態のまま、一年以上放置されていたことを考えれば、興味を持ってアクセスしてくれた方々、またHPの開設を心待ちにしている山本ファン(いないですね、そんな人)から山ほど文句のメールが飛び込んでくるのも、そりゃあ無理からぬことだろう。




 「山本さんのHPはいつ、立ち上がるんですか?」「一太さん、本当にネット総裁選挙の仕掛け人ですか?」「あんたのHPは墓石ページと呼ばせてもらう」等々…。先日、「一年以上前から、しょっちゅうチェックしていますが、変わったことと言えば半年前くらいから Coming Soon の文字がくるくる動くようになっただけですね!」というメッセージを頂戴するにいたってはさすがに罪悪感(?)に耐えられなくなった。というより、これは政治家としてのアカウンタビリティーにかかわる問題だ。




 本当なら、自分の政策やプロフィール、これまでの政治活動などをある程度カッコよく?まとめた上でスタートさせたかったのですが…ま、そういった話はまた後からつけ加えることにして、とりあえず「国政レポート」(気分はいつも直滑降)を中心に「始める」ことにします。




 「7月に参議院選挙を控えた自民党ナントカ派の参議院議員」という厳しい制約(三重苦の状況?)の中で、どこまで正直に自分を表現できるか難しい面もあるが(河野太郎氏の「ごまめの歯ぎしり」みたいに過激にはいけないが)、日々の政治活動の中で考えたこと、感じたこと、これからの政治や政策の方向性、政治家のあるべき姿、日本という国の未来像等について、出来るだけ本音の「シンプル・メッセージ」を発信していきたい。




 政治はとても「一筋縄」ではいかない。そして政治は生身の「人間」が創っている。ビジョンや政策をカッコよく叫んでいるだけでは「現状」は変えられない。どんなに能力のある政治家でも、仲間のサポートを得られなければ、リーダーになることは出来ない。「目的」を達成するためには「戦略」だって必要だ。直滑降でいきたくても、時にはギャップを避けたり、スピードを抑えながら滑らなければならない急斜面だってある。経験を積んでどんなに「賢く」なっても、時代の変化を感じとる「感性」と、問題に正面から向き合う姿勢(「青臭さ」)を持ちつづけたいと思う。少なくとも、「気分はいつも直滑降」でいこう。




 皆さんの率直で、辛口のコメントをお待ちしています。