ある八百屋さんでは“今日おすすめしない野菜・果物”をあえて伝える。
常連さんに「おいしくない野菜や果物」が買われてしまったら、店の評判が落ち、お客さんを失うかもしれないからだそうです!
これは、スーパーマーケットでは“正直POP”といって関東の某有名スーパーでも使われている販促。これによって信頼感を生み出すのかなと思っていましたが、この本を読んで「ダメなものを伝えることで良いものが引き立つ」という「比較の法則」が使われている事を知りました。そして、正直に話すことで「信頼感」が生まれ、お客様に言葉が伝わりやすくなる!!
本書には伝わる構造は『7階建てのビル』と書かれている。
① 伝わる構造1階は「ゴール設定」
「伝わる」ためには、まずは「何のために」というゴールを決めなければいけない。
②伝わる構造2階は「納得感」
これがあって初めて「伝わる」が生まれる。相手に理解してもらえた状態にならなければ伝わったことにはならない。
③伝わる構造3階は「相手ベース」という考え方。
「言った」けれど相手の腑に落ちていないのであれば、「伝えた(言った)」だけで「伝わった」ことにはならない。
④伝わる構造4階は「見える化」。
話がわかりやすい人は、相手の頭の中にイメージを浮かばせることができる。イメージしやすいものを紹介したり、五感に訴えたりして、頭の中に「見える化」させることができれば、うまく伝わったといえる。
⑤伝わる構造5階は「聞く力」。
「聞いてくれた」ことで、恩を受けたら返したくなるという「返報性の原理」と「親近感」が生まれる。
⑥伝わる構造6階は「親近感」。
親近感を持っている相手の話は、「受け入れるモード」になる。反対に、嫌悪感を抱いている相手だと、話の内容は素直に入ってこない。
親近感を「わかせる」ために、相手の話を聞き、距離を縮めることを意識しよう。
⑦ 伝わる構造7階は「信頼感」。
同じようなことを言っていても、言う人によってまったく違う印象を与えることがある。その差を生んでいるが信頼感!
信頼を獲得したいと思ったら、まずはその構造を考えてみよう。
たとえば著者は、信頼感を構成する要素に、「誠実さ・素直さ」「接触頻度」などをあげている。
人によって構成する要素は異なるだろうが、一つひとつの要素を意識して行動すれば、信頼感が生まれる。「この人が言うなら信頼できる」と思われれば、伝わる可能性は大きく向上する。
この他にも伝わる方法が数多く紹介されている。伝えるではなく、伝わるですね(^ ^)