今日は妻の誕生日

 

生きていたら46歳

 

去年までこの日は

毎年、一緒に過ごしてきた

 

20年間、必ず一緒にいた

 

ねえ、妻

 

やっぱり早すぎるよ

 

せめてあと、30回ぐらいは

一緒にケーキ食べたかった。。

 

先週は娘(7歳)の運動会だったよ

 

キミはきっと見てただろうね

 

娘は、かけっこビリだったね。。

 

この何日か、僕は娘に

 

「ビリのくせにニヤリ

 

と、冗談で言っていた。。

 

最初は笑っていた娘だけど

途中から怒りだしてしまった。。

 

キミが生きていたら、きっと僕を

叱っていたね。。

 

ねえ、妻

 

娘の成長を見届けられなかった

キミの無念を思うと、僕は

たまらなくなる。。

 

美味しいものを食べたり

きれいな景色を見ても

キミと共感したいって思うから

寂しくなる。。

 

ねえ、妻

 

生き返ってよ

 

子供みたいなことを言うけれど

けっきょく、僕にはそれしかないんだ…

 

キミが居なくなって、まだどれほども

経っていないけれど、それでも

ほんの少しも、楽になれない

 

前向きに生きる、、、

なんて日がくるのかどうか怪しい。。

 

誕生日に弱音ばかりの僕だけど…

僕が本当に弱った姿を見せられるのは

世界中で妻しか居ない。。

 

でも、これぐらいにしておく。。

 

じゃないと、弱音だけじゃなくて

神様への恨みつらみとかを

延々と書き始めるから。。

 

ねえ、妻

 

大好きだよ

 

もういちど、キミに触れたい

 

それが叶うなら、大概のことはできる

 

ような気がする。。。口笛

 

大概のことってなんだ?

 

たとえば…

 

そうだな、一年に一度だけでも

会えるとしたら…

 

いや、そのぐらいのペースだと

かえって辛いか…

 

みたいなことを、けっこう毎日

考えたりします。僕はにやり