治療を始める病院はいくつかの選択肢があったけれど、
妻はがんセンターでお世話になることを決めた
妻の腎臓には腫瘍があること
その大きさが約6センチだということ
そしてそれがおそらくは悪性だということ
ぐらいしか、僕たちはまだ分かってなくて
その日、始めて会った担当医に詳しい検査結果を聞いた
リンパ節と肝臓に転移あり
僕は親父を肺がんで亡くしていたので、
なまじっか知識があったし、
6センチという腫瘍がけっして小さくないことも、
あらかじめネットで調べて知っていたけれど、、、
それでも
「早期でラッキー、手術で取ってしまいましょう」
みたいな期待を持っていたので
いわゆる”ステージ4”を突きつけられて
吐きそうになったあの感じ・・・
たぶん一生忘れられないんだろなー