国際税務 英文会計・資産税 税理士 イチローのブログ -11ページ目

国際税務 英文会計・資産税 税理士 イチローのブログ

外国がらみの仕事が多い会計事務所の、日常と税務情報のコツや落とし穴などを書いてます。

最近、移転価格税制の問い合わせが増えています。


ただ、正直に書くと大半の税理士が移転価格について、ほとんど知識や経験を持ち合わせていないのではないかと思います。そんなことを書くと身もふたもなくなってしまうんですけど。。




何故かと言うと、まず、第一の理由として、移転価格税制は調査の時に相手が国税局レベルの場合は問題になりますが、(私の10年の経験では)税務署の時には問題になった記憶がありません。親会社からの輸入の妥当性について質問を受けたこともほとんどありません。




(個人的な想像で根拠は無いのですが)移転価格について調査となると税務署サイドも他国の当局と調整が必要となるなど、相当のリソースが必要になるのであまりやらないのではないかと思います。




ですので、極端な場合はもちろん問題になると思いますが、そうでない、「まあ、そんなものかも」ぐらいのレベルの値付けがされてればあまり問題にしない方針なのかも知れません。




ただ、逆に当局からも問題があると考えた場合に否認がしずらいという事はないように思います。




なぜなら、「独立企業間価格」なんて取るのはほとんど不可能とだから、税務署にとってもそれは不可能だとは言い切れないので注意が必要に思います。




たとえば、自分の会社が半導体の試験装置の輸入を販売をしているとして、他社の半導体試験装置の輸入金額なんてわからないし、製品によって値段も異なるので、税務署にとっても無理でしょ、なんて思っても、世の中にはそのほかに、再販売価格基準法やら、原価基準法やら、利益分割法やら、便利(?)な方法があるので、これで移転価格が簡単に計算できてしまうかも知れません。




移転価格なんて、ラフなものならやろうと思えば、案外簡単に計算できてしまうものなのです。

















税務での落とし穴はどんなに気を付けていても、なかなか避けきれるものではありません。また、これが下手をすると1000万円台などの大変な金額の損失になってしまったりするので、税理士としては、これがビジネス上のリスクのナンバー1と言えると思います。


自分が悪かったときには当然弁償問題をどうするかと言う話になりますが、個人のビジネス規模としてはほんとに負担できる限界を超えてしまう場合もあり、世の中の表にはあまり出てこない話ではありますが、その場合は、自宅を売るか借金をするかなどの決断に迫られる場合も世の中には多々あるのではないかと思います。


私も色々失敗してきてしまいましたが、特に開業後間もないころの失敗は経済的な余裕もないし、ほんとに絶望的になってしまったりしたことを覚えています。


ただ、税理士保険と言うものがあるので、これをきちんとかけておけば、結構な場合は支払われるように思います。


先日こわい目にあったのは、商品を輸出する際に輸出条件はいわゆる工場渡し(EX-WORK)の場合です。輸出条件にはFOBやCIFなど色々あるようですが、EX-WORKと言うのは、文字通り、輸出先の買い手に国内の工場を出たところで危険負担が移転する様態の契約条件です。工場から港までの運賃や保険は買い手が負担します。


ある特定の商品では、このEX-WORKは慣例となっているようです。また、結構普通に消費税の還付も行われているようですが、税務署によってはここをキチンと指摘してくるので、今まで大丈夫だったからといって、これからも大丈夫だとは思ってはいけません。


それほど知られている話でもないようですので、「消費税の間違いやすい事例100」みたいな本にも載っていないのですが、判例などではこれは「国内」で品物の所有権(危険負担)が買い手に移転するので、国内取引に当たり、輸出ではないと言っています。


輸出産業は金額も大きくなりがちなので、これを指摘されると傷が大変大きくなるので、注意することをお勧めします。






今、給与のシステムを作ろうとしているところなのですが、人に勧められてMVCで作っています。Web Formに慣れるとかなりめんどくさいのですが、一度出来るとMVCの方がメンテが楽だと言われています。




確かにロジックと表示がMVCの仕組みにより無理やり分離させられているので、コードの役割がそれぞれの場所で明確になるため、後で楽そうな気はします。




MVCの勉強で使っているのはこの本のKindle版です。わかりやすくていい本だと思います。独学でも十分に動くサイトを作れそうです。




Pro ASP.NET MVC 4




Pro Asp.net Mvc 4 (Professional Apress)/Apress



¥5,445

Amazon.co.jp




本当は人にやってもらった方が経営上も効率がいいのでしょうが、フルタイムでプログラマーの方に手伝ってもらうのもなかなか負担が重いので、当面は日曜大工のように自分で頑張りたいと思います。私のお客さんもホテルをやっていますが、自分で修理していますし。。

最近、外国法人の日本支店の税務調査がありました。


この支店は本店のために販売「補助」活動をしていたのですが、支店の総経費の108%を収入として計上していました。


今回の税務調査では2つの点が問題となりました。


一つは、日本支店は販売契約を結ぶ権限があるのでは無いかどうか?と言うことでした。もし、販売契約を結ぶ権限があるということになると、日本で販売活動があったことになるので、日本での所得は、この8%ではなく、


実際の顧客への販売価格 - 製造コスト - 日本での販売費 - 本店配賦費 


になるので、通常は所得がガガーンと膨らんでしまい一大事な事件になってしまいます。



次に108%の売上(みなし額)がこれでよいのかどうかという事でした。


国税局の方がおっしゃるには、今回は説得力のある独立価格(「コンパラ」と呼んでました)が提供できなかったので、問題になりうるとのことでした。実際問題として、独立価格の取得は、業界が特殊だったり、そんな情報はどこにも公開されていなかったりで、相当難しいと思うのですが、ご指摘としてはごもっともでした。


まあ、今回に関しては無事に調査が終了しそうなので良かったのですが、世の中には支店なら無条件で105%の売上でいいのだと信じている方が多いと思いますので、気を付けた方が良いと思います。


また、間違いやすいのですが、商品や役務の提供が日本でおこなわれている場合は消費税は売上の金額分全額が対象となるので、これも気を付けた方が良いと思います。


サーバーは死んでしまったけど、バックアップをとっていたのがせめてもの救いでした。今回思い知らされた事は、サーバーは何の前触れもなく突然死んでしまう事がある事です。

これを機会と言ってしまうとなんですが、今度買う新しいサーバーには今まで無かった色々な事を試そうと思います。

まずは毎日のバックアップ。(今までは週に2回)
RAID1によるミラーリングで、全くロスのないバックアップ。
DELLのテクニカルサポートをつける。
サーバーを2台たてて、データベース自体をミラーリングする?

Webサービスをキチンと運営しようと思うと、結構人もものも必要で結構お金がかかりますね。Windowsサーバーはハードもソフトもけっこう高いので、設備を自前で持とうとすると大変です。

最近税務調査も多いし、スタッフからこなしきれない仕事が自分に戻って来るし、私もお客様に頼まれた事を完璧にこなせていません。それでもメールは山の様に来るし、全くなっていない状態です。

でもたまには家には早く帰りたいし、家族の顔も見たいし、何か全体が上手く回っていません。

きっとこれは私がスタッフに仕事をキチンと説明する手間を、忙しさにかまけてサボったりして来たのが逆噴射してるのだと思います。

新しい人の採用と、これまでの仕事の振り方を反省したやり方が必要だと思われます。





最近出来るだけ早くうちに帰ろうとしているのですが、全然早く帰れません。


仕事はもちろん大事なのですが、家族や娘のことも大事だと思い出来るだけ家で時間を過ごしたいと思うのですが、仕事がなかなか終わりません。今日も結局家に着いたのは11時40分でした。


原因の一つには人に仕事を任せ切れていないということがあるのでしょう。もう一つは、スタッフのトレーニングがちゃんとできていないこと。どちらも行き当たりばったりでは上手く行かない事で、中期的な視点で周到に準備しないとダメですね。今、忙しい忙しいなんて言ってバタバタしていると、きっと何もよくなりませんね。


それからメールの処理など結構時間がかかるのですが、生産的なのかどうかいまいち自分でもわからないものがあります。


システムや英語、中国語の勉強もしたいし、会計や税務、法律の勉強も必要で、こういう実力がないのに大きい事務所に引っ越すときっとどこかで大きなしっぺ返しが来そうです。


なかなか上手く出来ないなあ~。



フルタイムのエンジニアにお給料を毎月払うのは、会計事務所としてどこまでシステム開発に踏み込んで行っていいのか不確実なので、負担が重いと思っていました。そしたらCraigsListと言う英語の掲示板経由で、この方がアルバイトの募集に応募してくれました。




その彼がMVCと言うものがいいというので、さっそく勉強を始めているのですが、新しいことを勉強するのはやっぱり楽しいものです。




私は以前MVCにトライして挫折しているのですが、今度はこの彼が先生になってくれるので、少しは分かるようになりそうです。




会計事務所としてシステムを開発することにどこまで意味があるのか(もしくは需要があるのか)わからないのですが、いい意味で従来の給与計算や月次決算等の仕事のやり方を変えて、効率性を上げる可能性とサービスの質を上げる可能性があるように思います。勉強と言う意味でも面白いので、しばらく続けていこうと思っています。




ただ本当に仕事を伸ばそうと思ったら、自分の好きなことではなく、お客さんに必要とされていることを努力しなくてはダメですよね。







働く人の中にはこの仕事を誰のためにやっているかをわかっていない(もしくは忘れている)方がたまにいます。そういう人はお客さんや会社から依頼されたことを面倒くさいと感じてしまっているのか、最初からやりたくなさそうにふるまったり、否定から入ってしまいます。


言うまでもないのですが、その人にお金を払う人がいるのは、払う人がその人に何かをしてもらいたいからです。


ここを、勘違いしているのか、結果に責任をもたず、もしくは、結果に関心がなく、言い訳をばかりをして職場に居ればお金がもらえると思っていると、いつか、その人の居場所は無くなってしまいます。、


お客さんに頼まれたことに否定的な態度をとっていると、数週間から数か月はセーフかもしれませんが、中期的にはお金を対価として仕事を頼む側と仕事を提供する側という関係性は成り立たなくなってしまうのは自明のことのように思えます。


このお客さんは決して悪いお客さんでも失礼なお客さんでもないし、自分の成長の機会もみすみす放棄しているし、こう言う仕事の時間の使い方は(結局誰にも喜ばれないし、自分に進歩もないので)もったいない時間の使い方だなと思います。


自分にも身に覚えがあることですので、私は人のことは言えません。でも、仕事を頼んでくれる方が居ての自分の仕事あるというのは事実ですので、よほどのことがない限り出来るだけ仕事にNOとは言わないようにしようと思います。






最近アメリカ人のエンジニアの方にアルバイトに来てもらうようになりました。彼は技術力の高いスーパーエンジニアで、今まで、私がやって来て解決できなかった色々な問題を次々と解決してくれています。色々な難しいバグを直したり、チーム用の開発環境を整えたりしてくれています。とても助かります。




最近彼に教わったのは、ASP.NETでの開発は、今までのWebFormではなく、MVCを使う方が効率が良いということです。私も名前を知ってはいたのですが、難しそうだったのと、それよりはその勉強する時間を開発に使った方が少しでも前に進むのではないかと思ったのとで、手を付けていませんでした。




最近、本を買って勉強しているのですが、まだイマイチ使い方がわかりません。




それでも新しいものを試すのはとても楽しいと思います。




もう一つの狙いは、事務所の国際化です。私の事務所のお客さんは7-8割が外国人で、英語か中国語でサービスの提供をしているのですが、私も含めてそんなに外国語ができません。




今後、英語がネイティブのアカウンタントを採用するために、事務所の皆さんが外国語を使って仕事をすることに慣れていただく必要がありますが、そのためのならし運転と言う意味もあります。




やはり世の中は少しずつ国際化していると思いますので、日本に来ているそういう人たちに良いサービスを提供するには、ネイティブの社員を採用して、直接お客様と英語や中国語で話してもらうことが必要不可欠で避けて通れない課題になってくると思っています。


少しずつそういう方向に舵を切っていこうと思います。