7月16日のベトナム人民委員会機関誌「VOV」(電子版)によると、ベトナム計画投資省と国際協力銀行(JBIC)は16日、ハノイで、公私パートナープロジェクト(PPP)を促進することに関する第2回目の閣僚レベルの会談を行った。
会談において、JBIC総裁の渡辺博史氏は「現在、いくつかの日本企業はギソン2、ブンタウアン2、ヴァンフォン1など、ベトナムでの「電熱」プロジェクトに対して非常に関心を持っており、投資の検討をしている。」と述べた。
しかし、渡辺氏は「ベトナムの外貨準備は近年著しく増加しているものの、為替リスクと通貨交換の制限は、インフラ分野に参加したい個人投資家にとって障壁となっている。」とも強調した。
また、計画投資省・請負管理局長のル・ヴァン・タン氏は「通貨交換の責任は、ベトナムがパートナー形式による投資の政令に取り入れるや検討した。」と述べた。
現在、計画投資省はパートナー形式による投資の政令原案を作成中で、この草案は今年末に発効される予定。ベトナムにおける公私協力の法的枠組みの改善は、特にインフラ分野での公私協力のプロジェクト開発のために有利な環境を作り出すことに繋がる。
[コメント]
ドンの為替リスクや、かなり改善されたとはいえ突然実施されるベトナム通貨規制についても、注意と事前対策が必要。特に、潤沢な資金力が無い中小企業や、対応に経験の少ない投資家は、影響を受けやすいので、要注意。他の様々なリスクが潜在的に多い分野だけに、個人の投資家にとっても、的確な情報開示は勿論、各種スキャンダルもしっかりしておきたいところ。この辺も含めて、しっかりと議論し詰めておいて欲しい。